今日は少しリノベーションから離れて映画のお話です。
(ぼくの記事はいつもリノベーションからは遠い話をしている気がしますが…)
個人的な話になりますが、高校生や大学生の頃は、ミニシアターに通って難しい映画を見ていました。
早稲田松竹でアンドレイ・タルコフスキーという映画監督の映画を二本立てで観たりしていました。
そのようなちょっと難しい映画を観ている自分に酔っていた部分はあります笑
タルコフスキーももちろん良いですよ。
リノベーションをする、というより「ものをつくるをこと」に関する映画でおすすめしたいものがあります。
『アイアンマン』です。
「えー、そんなハリウッド超大作と何が関係あるの?」
そんな意見が聞こえてきそうです。
このアイアンマンシリーズの主人公トニー・スタークは、
巨大軍需企業の社長の息子として生まれ、お金持ち、しかも酒癖は悪いし女たらし。
どこにDIY精神があるのかしら、と思いますが、
このトニー・スタークは天才で自分でアイアンマンのパワードスーツをつくるのです。
この過程が男子としてワクワクします。
最初は誘拐された中東地域の洞窟でそこにある物を使って創意工夫をして原型となるスーツをつくり、
自宅に戻っても一人で地下のワークスペースでのスーツ作りに熱中します。
…この過程だけでも観ていたい!
(バットマンは、巨大企業の潤沢な資金を使って人に作らせていたからちょっと…)
天才で資金も潤沢なのですが、「ものをつくる」楽しさに溢れている映画です。
そんな精神に感化された観客が、自作のアイアンマンスーツを作っているのも面白いですね。
映画に出てくる部屋の内装に注目したり、DIY精神を注目したり、
そんな切り口で映画を観るのも面白いと思います。
(sagayama)