こんにちは。
先日会社の研修旅行で佐賀県の有田に行ってきました。
200年近い歴史のある有田焼の窯元「しん窯」さんにも行き、
有田焼の制作過程を見学し昔の上り窯の後や今もたまに使っている
という窯を見せて頂きました。
有田焼というと白いベースに藍色で絵付けされている、
和食に合いそうな器ですよね。
ここではろくろを使った器作りと、絵付け体験が出来るということで
それぞれ分かれて器作りを始めました。
絵付けは素焼きした器のかたちを選んで鉛筆で下書きしていきます。
私は楕円系のフォルムにやられて小判皿を選びました。
焼くと鉛筆の線は自然と消えるので大胆に書いてOK!とのこと。
呉須を水で溶かして濃度を調節して、筆で絵付けしていきます。
もう失敗は許されません!!水彩がと一緒で一回書いたら染込んでいきます。
しかも全体的に柄を入れたかったので局面など難しく、
集中しないとすぐに線が太くなったり細くなったり乱れてしまいます。
ちょっと前に見た絵付けをしていた方はすいすい書いていたのに、、、
こんなに集中力のいる繊細な作業とは、、、驚きです。
ちなみに色が濃いところは筆をスポイトのように使って呉須を溶いた
絵の具を落として色を食器に染込ませて最後に吸い取るそうです。
まさに職人技、こういう作業の積み重ねで奇麗な絵付けの器が出来るんですね。
とりあえず気合いで絵付けしたみました、
折角なので器の裏側にも柄やイニシャルを入れて絵付けは終了!
この後は、施釉、釉仕上げ、窯積み、本焼成という過程を経て完成となり、
焼いたら一回り小さくなって、写真では黒色の絵も青くなるそうです。
早く届かないかな〜と、わくわくしながら待っています〜
届いたら漬け物とかのせて使いたいですね。
有田の研修旅行の様子はShimadaのブログでご覧下さい。
有田まちづくり勉強合宿に行ってきました! 第1回 なぜまちづくり?
↓「しん窯」についても取り上げています!
有田まちづくり合宿 第2回 有田の魅力をトレジャーハンティング!
(tanaka)