先日友人と、とあるカフェに訪れました。
HAGI CAFEというお店で
1階がカフェとギャラリースペース。
2階ではとても可愛い雑貨屋アクセサリーが販売されていました。
お店に着くまで知らなかったのですが、
この建物、もともとは東京藝術大学のアトリエ兼シェアハウスとして使われていて
リノベーションを経て2013年に生まれ変わったとのこと。
とても素敵なカフェだったのでHPで色々調べてみると、
生まれ変わることとなった経緯も、とっても素敵だったんです。
1955年から木造アパートとして、
2004年からは先述の通り東京藝術大学のアトリエ兼シェアハウスとして使われてきた萩荘は
3.11の震災をきっかけに老朽化が懸念され、解体することが決定しました。
そこで入居者の方々が大家さんにかけあい、
このような場所があった記憶を残すため、「ハギエンナーレ2012」という展示を行います。
学生やアーティスト達約20名による3週間の展示には
なんと1500人(!)という、予想を超える来乗客が訪れたそう。
この反響がきっかけとなり、建物の価値が再度見直され
なんと解体の計画は一点、「改修」という形をもって
萩荘はHAGISOという「最小文化複合施設」へと生まれ変わることになったのです!
きっと、萩荘は学生やアーティストだけではなく
沢山の方々に長年愛されてきた、歴史ある場所だったんでしょうね。
友人と訪れたその日も、カフェは常に満員!
今、萩荘はHAGISOとなって、その価値は誰が見ても分かります。
解体直前の建物だったなんて嘘みたいです。
後世に残すべきもの、価値あるものをしっかり見極めてる目を持って
そしてそこで何ができるか
色んな人たちが一丸となって模索・創作を続けている姿勢は
とてもポジティブで刺激的でした!
色々イベントも開催させているようなので
私もいつか参加してみたいです〜。
(cafe menuもとってもおいしかったので皆さんもぜひ♪)