お客様から頂く質問の中に、「フローリングっていくらくらいなの?」という質問があります。
この質問には、なかなか歯切れよく答えられないんです。
というのもフローリングの価格自体は、メーカーの価格があるので、1平方メートルあたりいくらです。とはお答え出来ます。
難しいのは、フローリングの下側の話です。
「遮音等級」とか「二重床」そういう言葉を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
マンションの規約によって、満たすべき遮音性能が決められている場合があります。
遮音についてはこちらが概要をよくまとめてくれているように思えます。
サイト中の「実際に聞き比べてみよう」の音のデータはあくまで参考ですが、イメージはしやすくなりそうですので是非聞いてみてください!
日本複合防音床材工業会webサイト
http://www.jafma.gr.jp/sound.html
二重床の具体的なイメージはokanoのこの記事をご覧ください。
https://www.ecodeco.biz/blog/2013/11/m邸の現場が進んでまーす!/
この様に、フローリングの仕上げの下側には色々な方法で機能をもたせてあります。
場合によっては仕上げと同額かそれ以上の金額がかかる場合があります。
マンションの規約を満たしている既存の床の状態が悪くなければ、その上に、合板をはって均しておいて、フローリングをはる…というのもこの見えないところにかかる予算を節約する一つの手です。
文字通り現場次第なので、工務店さんと一緒に行って既存のフローリングなどを剥がして、確認してみて実現の可否を判断するのですが、まだ引き渡し前の物件では、確かめることができず難しいんです。
予算の中でも少なくない割合を占めるこの床の下をどうできるのか…?
EcoDecoでは、内見同行サービスといって、
設計スタッフが購入前の物件の内見に同行し、「この物件をリノベーションしたらできること」をご提案するサービスを行っています。
売り主様が居住中であったりして、内見の範囲や時間の制約がある場合も多いですが、まずはEcoDecoとできることできないこと、今わかること、わからないことを整理してみませんか?
Kobayashi