最近私kobayashiはある壁をよく感じております。
その壁を「1000万円の壁」と呼んでいるのですが、
今回はリノベーションでできることできないことを
大きく左右する予算についてのお話です。
やっぱりこれからずっと暮らしていくところだから、
いろんなところにこだわりたいですよね。
そしてこだわりの反対、
いわゆるリフォームでの「標準的な仕様」で
スケルトンにして間取りを変更して、
物件全体をやり直した時のベースとなる金額が
かつてより上がってきているのでは?
という気がしています。
やはり消費税の引き上げというのが、
じわじわと効いてきているのだと思いますが、
「全体を標準的な仕様で整えたお宅」と
「1000万円の予算ですること」の差が
詰まってきている…といいましょうか。
更なる引き上げのタイミングの議論も進んでいて、
大変気になるところではあります。
その差こそリノベーションの楽しみの源なので、
せっかくリノベーションするんだから、
なんとか工夫を考えていきたいですよね。
・設備がまだ新しければ、既存利用できるところはしていきたい
・コストはかかるけど大事にしたい見せ場。本当に必要な部分に絞ることも検討する。
・IKEAなどの製品も「既製品感」がでないように上手に使う
↑例えばキッチン。
「IKEAのキッチンはリノベーションの味方です」
などなど…
ケースによってはお客様に、やりたいことを絞って頂くという、
とってもストレスを感じさせてしまう決断を
していただかなければならないこともあるのですが、
それでも「最後にはリノベーションしてよかった!」と
おしゃって頂けるように、
この1000万円の壁を前に自らを奮い立たせております。
(Kobayashi)