写真は先日着工したお宅の解体後の写真です。
リビングとなるエリアの奥の方まで、光が入り込んでいます。
光が奥まで入り込む=光の角度が浅い←朝か夕方と推測
白っぽい光←朝方と推測できる
どう入っているか←方角がわかる
ということで、このお宅のリビングの窓は東側に面しています。
採光といえば南向きと考える方も多いと思いますが、
物件の条件によっては、それ以外の方角の光もとてもきれいなんです。
先ほどの東向きのリビングのお宅に戻ると、
ご紹介した穏やかな朝の朝の光だけでなく、
角部屋で3面採光の内の一つ北側からの光がきれいなんです。
マンションがほどよい距離感でこの棟を取り囲むように建っているので、
それらの棟がレフ板のように働いて、
穏やかな反射光が北側の窓から入ってきていました。
きっと壁がたってからの方がわかりやすいので
またご紹介できれば、と思います。
ちょっと販売図面からだけでは読み取れない性質ですよね。
続いてこちらの団地のお宅は、
エレベーターの停止階が数階おきになっています。
その為北側に共用廊下がなく、空からの光がたっぷり入り込み
明るい寝室になっています。
団地のエレベーター停止階でないことを
敬遠される方もいらっしゃるかと思いますが、
こんな気持ちの良いメリットもあるんですよ。
僕は写真を撮ることが多いので、
安定した穏やかな北側の光が大好きです。
南向きのぬくもりを伴った直接光ももちろん良いですが、
光にはいろんな質があります。
内見の際は、そんな光の質にも、
目を向けてみてくださいね。
(kobayashi)