カーペット仕上げのお宅を
かっこいいなあとずっと思っているのですが、
その魅力をいまひとつ言葉にできずにいました。
改めて考えてみるとその魅力は
いいレストランのテーブルクロスの様に
「ちゃんと気を配っていますよ。」という
無言のメッセージを発しているからなのではないでしょうか。
メンテナンスが容易なフローリングや樹脂素材等には、
気を使わなくていい魅力が確かにありますよね。
ただ「ちょっと手間がかかりそうなもの」を
きれいにしているからこその上質感といいますか、
それがカーペットの魅力のように思えるんです。
実際カーペットをご提案させて頂いたときに、
お客様から頂くコメントとしては、
・ホコリを溜めそうでは?
・食べ物をこぼしたら大変そうでは?
というものも多いのですが、
実は普通に掃除機で掃除していれば十分ですし、
何かをこぼしたらさっと拭き取ってしまえば、問題ありません。
といいますか、よく考えてみると床に何かをこぼす事ってそんなにないですよね
テレビを壁付けにして掃除がしやすいように
配線をすっきりしたり、
フローリングの木のぬくもりは壁に木を張ることで補ってもいいかもしれません。
リノベーションの際の造作の工夫で解決できることも多いはずです。
マンションによっては規約でフローリングを禁止していて
カーペットしか選べないものもあるんですが、
折角ならカーペットならではの上質感を活かした暮らし始めて見ませんか?
(kobayashi)