先日弊社にお客様としていらっしゃったのは
あるマンションのディベロッパーにお勤めの方。
きっとたくさんの良い物件をご存知だと思うので、
どうして中古のマンションなんですか?
とお伺いしてみました。
その方曰く、昨今の建築費の高騰で
新築が妥当な(買い手にとって納得感のある)価格では
作れなくなっているそうなんです。
特に都心で。
なのでここ数年でしばらく新築の供給量は減るだろうとのこと。
そうするとこれまで新築を志向しておられたお客様が買おうにも変えず、
「優良な」中古が高騰する、それに引っ張られる形で
中古全体の値上がりはしばらく続くであろう、
となれば今のうちに買っておきたい。
というのがその方のお考えでした。
リノベーション「がしたい」ではなく
リノベーションでも「いいかな」とおっしゃっていたのも
印象的でした。
でも「リフォーム」じゃ、物足りなくてだめなそうなんです。
曖昧な違いですが、ここは大事な線引きとのことです。
またひとつすまいとリノベーションの捉え方を
教えていただきました。
すまいには色々な側面がありますね。
kobayashi