リノベーションをお考えのお客様の中には
コスト的なメリットを期待されているお客様も
一定数いらっしゃるので、
すでに戦後何度目かの建築ラッシュを経て、
後から敷地を獲得した新築の物件より
いい立地に立っていたり、管理の良い物件では
「築三十年でもリノベしたら新築と変わらないじゃん!」
ということが実際に起きているのを
とても驚かれる方がいらっしゃいます。
立地に恵まれた新築物件価格の高騰に中古物件も引っ張られたりや
リノベーションの魅力の浸透などが背景にあるかと思うのですが、
そういったお客様は
「現在の市況はどうだろう?」という情報より
「古いもの=安いはず」、
「新しいもの=いいもの」という観点を
どうやら意識的にしろ無意識にしろ持っておられるようなんです。
リノベを選んでいただくお客様は
「新築の住宅が何か物足りない…」というお考えをお持ちなので、
その「物足りない何か」は何なのだろうというところを
すでにご自身のものさしでお考えいただいている結果として
我々にお声がけいただく方が多い気がします。
その「新築にご不満の部分」は
機能的なものであったり、
仕上げの質感であったり、
皆さま様々なのですが、
不満の元となっているご要望が大切であればあるほど、
リノベーションに可能性を見出していただいているようです。
さてご自身の住まいづくりには何をお求めでしょうか?
( kobayashi)