こんにちは、kuwayamaです。
先日公開したばかりの事例、
【音楽と珈琲でつながる家族の時間】
今回は、お部屋全体の写真ではなく、
ディテールのご紹介を!
S様邸は、オーク、ステンレス、モルタル、鉄などいろんな素材を散りばめながら、
無骨すぎず、可愛すぎず、表情のある内装になっています。
まず、フローリング。巾150㎜のオークにクリアオイルの仕上げです。
お子さんがふたりいらっしゃることもあり、一年経つと所々キズやへこみがどうしても付きますが、
本物の木なので、それもまた味として馴染んでいますよね。
お引き渡し時よりも色が少し落ち着いた気もします。
こちらは、モルタル。
モルタル中の水分が抜け切るとこのような割れ目が出てきます。
ただ、ここからどんどん酷くなって大きくボロっと剥がれる様な亀裂ではないのでご安心を。
こちらは、引戸の取手まわり。
フレキシブルボードというセメントと補強繊維を原料に、高圧プレスで成形した材料です。
ステンレルの彫込み引手とも良く合います。小口には合板の積層面を見せています。
こちらは、玄関土間の壁に取付けたフック。
toolboxのアルミフックです。昔の鉄道車両で使われていたアルミニウムフックの復刻版なんだとか。
リビング収納の開戸の取手はこちら。
toolboxの鞄職人の把手(ダークブラウン)です。
把手は直接手で触れる機会が多いので、
牛革の経年変化が楽しみです。
躯体現しに塗装した表情はこんな感じ。
昭和55年築のマンションなので、今年で36歳!
メンテナンスフリーでいつまで経ってもツルツルピカピカな素材も
お掃除の手間など考えると楽な点もありますが、
多少面倒だったり、汚れやすかったりするけど味のある素材を、
愛着を持ってメンテナンスして経年変化を楽しむのも良いのですよね。
もっとお部屋の全体像が見たい〜、という方は↓
【音楽と珈琲でつながる家族の時間】
(kuwayama)
過去のブログでは、工事の経過をシリーズで紹介しています!
==============================
【過去の記事はこちら☆】
「家族の繋がりが感じられるいえ<フルスケルトン編>」
「家族の繋がりが感じられるいえ<玄関編>」
「家族の繋がりが感じられるいえ<子供部屋編>」
「家族の繋がりが感じられるいえ<それだけじゃないリビング編>」
「家族の繋がりが感じられるいえ<光と風を取り込む扉の仕掛け編>」
==============================