低層階だからこその「美しい光」

低層階だからこその「美しい光」

こんにちは、kuwayamaです。

先日kobayashiが、照明の明るさに関しての記事
(「夜は適切に暗いほうが素敵」)を書いていましたが、
私は自然光について。

みなさんは、階数と日当りについて
どんな考えをお持ちでしょうか。

物件や立地や周辺環境などの条件が
大きく関わるので、一概には言えませんが、
階数が上がるほど眺望がひらけて、
太陽に近くなって、その分日当りも良いイメージって
ありませんか?

でも、低層階だからこそ得られる美しい光もあります。

dsc_1416

こちらは、現在工事中の1階南向きのお部屋ですが、
現場に行くたびに、この入ってくる日の光が印象的だったのです。

dsc_1302

午前中の様子。目覚めにこんな朝日を浴びれたら
目覚めも良くなり、気持ちのいいスタートが切れそう。

dsc_1405

まだ、間仕切り壁ができていないので、
玄関のほうまで光が伸びています。

さて、本題の光というのは
写真を見てお分かりの通り、木漏れ日のこと。

dsc_1421

マンションの周りの樹木は、
2・3階に届くくらいの高さが多いと思うので
木漏れ日が得られるのは「低層階ならでは」ですよね!
(表参道のケヤキが20mで6・7階程度ですが、
なかなかあれくらいのクラスの木ってないですよね)

さんさんと降り注ぐ太陽の光もいいですが、
風や季節で表情を変える木を映した光は
自然を感じさせてくれ、ひとを癒し、
飽きさせない楽しみがある気がします。

dsc_1761

壁が仕上がってきて、
白い壁のキャンバスで
よりいっそう引き立っています。

設計に限らず、物件探しの際にも言えることですが、
間取り図や条件だけでは分からない、日の入り方や景色などの
思いがけない良さに現場に足を運ぶことで気付けることも
ありますね。

dsc_1762

設計がスタートした5月には小ぶりでそっとたたずんでいた紅葉。
約半年が立ち、真っ赤に輝いています。
半年ということは、工事も終盤、
まもなく、お引き渡しを迎えます。

kuwayama

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