こんにちは、kuwayamaです。
先日kobayashiが、照明の明るさに関しての記事
(「夜は適切に暗いほうが素敵」)を書いていましたが、
私は自然光について。
みなさんは、階数と日当りについて
どんな考えをお持ちでしょうか。
物件や立地や周辺環境などの条件が
大きく関わるので、一概には言えませんが、
階数が上がるほど眺望がひらけて、
太陽に近くなって、その分日当りも良いイメージって
ありませんか?
でも、低層階だからこそ得られる美しい光もあります。
こちらは、現在工事中の1階南向きのお部屋ですが、
現場に行くたびに、この入ってくる日の光が印象的だったのです。
午前中の様子。目覚めにこんな朝日を浴びれたら
目覚めも良くなり、気持ちのいいスタートが切れそう。
まだ、間仕切り壁ができていないので、
玄関のほうまで光が伸びています。
さて、本題の光というのは
写真を見てお分かりの通り、木漏れ日のこと。
マンションの周りの樹木は、
2・3階に届くくらいの高さが多いと思うので
木漏れ日が得られるのは「低層階ならでは」ですよね!
(表参道のケヤキが20mで6・7階程度ですが、
なかなかあれくらいのクラスの木ってないですよね)
さんさんと降り注ぐ太陽の光もいいですが、
風や季節で表情を変える木を映した光は
自然を感じさせてくれ、ひとを癒し、
飽きさせない楽しみがある気がします。
壁が仕上がってきて、
白い壁のキャンバスで
よりいっそう引き立っています。
設計に限らず、物件探しの際にも言えることですが、
間取り図や条件だけでは分からない、日の入り方や景色などの
思いがけない良さに現場に足を運ぶことで気付けることも
ありますね。
設計がスタートした5月には小ぶりでそっとたたずんでいた紅葉。
約半年が立ち、真っ赤に輝いています。
半年ということは、工事も終盤、
まもなく、お引き渡しを迎えます。
kuwayama