都心派? 郊外派? それとも、、、中間派?(2)

都心派? 郊外派? それとも、、、中間派?(2)

こんにちはokanoです。
NHKに「ブラタモリ」という番組があることをご存じでしょうか?
「いいとも」が終了し、自由にロケに行けるようになったタモリさんが
日本各地の都市を訪れ、その地の地形や歴史から都市の成り立ちを
読み解く。そんな内容の番組です。
地形マニアのタモリさんだけあってとても面白い内容です。
東京以外の街がメインですが、この番組を見てから町歩きをすると
違った目線でいつもの街を見ることができるようになれますよ!

ーーーー
さてさて、閑話休題。
前回のブログでは「谷島&天井の対談」や「nabeの鎌倉紹介」のことにもふれつつ
東京という巨大都市に関して「都心派?」「郊外派?」「それとも中間派?」という
事を書かせて頂きましたが、今回もその続きです。

東京という大都市においては、交通インフラがくまなく整備されていて
ちょっと離れただけでは「郊外」という感覚を持ちにくいのではないか?
だとすれば、「中間派」というエリアの概念が必要になってくるのではないか?
(東京においてはほとんどが中間派的位置づけの場所ではないか?)
ということを書きました。

ただ、「郊外」というエリアの線引きはなかなか難しく、そして「中間」という
エリアの線引きもなかなか難しいな、、、というのが正直なところ。
ですので、まずは分かりやすそうな「都心」というエリアを考えてみたいな、と
思います。

「都心ってどこまで?」


はたしてどこまでなんでしょう?
山手線の内側でしょうか?

「都心」という定義は江戸からの歴史によるところが大きく、
千代田区+中央区+港区をまとめたエリアが狭義的に「都心」と
なっているようです。(意外に狭い、、、)
そして、集中を分散するために、新宿/渋谷/池袋/上野/錦糸町/大崎などが
「副都心」として定められたそうですが、ここで言いたい「都心」とは
もう少し心理的なものだったり、不動産の需要的側面だったりするので、
ザックリですが、下記のマップくらいかな〜と個人的には考えています。

余談ですが、地下鉄の副都心線は渋谷・新宿・池袋の3大副都心を結ぶ
路線だったので「副都心線」という名前になったそうですね。

もう少し余談ですが、有楽町線という名前は投票で決まったそうですが、
投票1位は「麹町線」だったそうですよ。ではなぜ「有楽町線」になったのか?
それは、2地と3位が、、、、


これがokano的「都心」です。
その考えを簡単に説明しますと、何度も書いていますが、東京は交通インフラがすごく
整備されていて、移動にとても便利な都市です。
その視点を先ほどの歴史的な「都心」に合わせてみると、
「複数の路線が比較的容易に利用できるエリア」なのではないか!?
と考えました。

渋谷や新宿などのようにJRもメトロもいろいろ利用できたり、メトロのちょっとした
乗り換えだけで都心部のいろいろなところにアクセスし易いエリア。
あいまいですが、それが感覚として持っている「都心」ではないかな?

当然中心部になりますので、谷島のように自転車通勤することも可能。
だけどそれは都心を定義するものではなく、都心ということで生まれる
副産物のようなもの。

このエリアであれば、不動産評価が高く資産性があります!
なんてことは言えないですが、駅からの距離が住宅購入の際の重要な
ポイントになるように、ちょっと歩けばどこかの駅に着くという立地は
まさしく「都心」だな〜と。そんなことを考えてみました。

みなさんはいかがでしょうか?

oka no

最後にオマケ的にご紹介ですが、検索サイトのgooでは江戸時代と明治時代の
「古地図」をみることができるマップがあったりします。
探しているエリアの歴史を知ることもできそうですので、興味ある方はマップ上を
散策してみてください。

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