こんにちはokanoです。
ニュースで、アスベストの使用調査に対する国の補助が来年度で打ち切りになると
報じられましたね。
<読売オンラインより>
アスベスト(石綿)の使用は2006年に全面禁止されるまでは続いていたとのことですので、
築10年以上の建物には使用されている可能性はあるってことですね。
今回は調査費用の補助打ち切りの話ですが、除去工事の補助も2020年度で打ち切られるとの
ことですので、あと4年間のマンション管理会社や管理組合の動向が気になるところです。
さてさて、このアスベスト(石綿)ですが、ランク付けがあるというのは皆さんご存じでしょうか?
何のランク付けかと言いますと、「除去作業のランク付け」なんです。
<国土交通省 目で見るアスベスト建材(第2版)より>
「レベル1」は除去する際に飛散しやすいため、発じん性が著しく高いとなっています。
これはコンクリート躯体に直接吹き付けがされており、除去する際には削り取るしかないから
で、アスベストが含まれて居る板材などを撤去するレベル2や3などとは難しさや危険性が
違います。そして、当然、除去作業の費用も高額になります。
<建築物の解体等に伴う有害物質等の適切な取扱いより>
除去する際には外へ出ないようにしっかり区画し、作業員も完全防備で挑むことになります。
ですので費用は高額です。
EcoDecoの事例でもこのアスベスト除去を行ったリノベがありますが、はやり高額でした。
>>桜並木のヴィンテージマンションで暮らす
築40年以上の古いマンションにはアスベストの可能性も十分考えられますので、
内見の際にはしっかりチェックしなくては!とニュースを見て思った一日でした。
中古マンションのリノベならなんでも応えられるように日々精進します!
okano