こんにちはokanoです。
先週に引き続き、今回も眺望の良い物件の探し方のお話しです。
前回も書きましたが、物件探しは、あらかじめ的を絞っておくことが重要です。
(自分達が求めている条件をクリアにしておくということですね)
その上で、手当たり次第内見するのではなく、Googleマップもフル活用すると
効率良く求めている物件に出会えると思います。
足で稼ぐだけでは効率悪いので是非活用してみて下さい。
おさらいですが、販売図面に載っている情報をもとに、3ステップで調べてみましょう。
(1)住所⇒Googleマップで調べて見る
(2)間取り⇒該当の部屋がマンションのどのあたりに位置するか見当を付ける
(3)階数⇒階数から廻りの状況(窓から何がみえるか?など)をイメージする
例えば、こちらの販売図面のマンションです。
部屋の形状も特徴的ですし、ライトコートがあるというのも特徴的ですので、
このような物件は、マンションのどの部分か特定するのは比較的簡単だと思います。
Googleマップで調べてみると、、、、
ライトコートの三角部分が航空写真でハッキリ分かるので、この部分だろうと見当が付けられますね。
次はこちらです。
角部屋なので、窓の位置関係やバルコニーの形状が特徴的ですね。
Googleマップで調べてみると、、、、
一目瞭然ですね。
Googleマップの航空写真は、真上からの写真以外にも、立体的にクルクル回して
確認することができますので、物件の事前チェックが楽しいです。
「眺望や日当たりがどうなのか?」
「窓から何か見えるのか?」
といったことはある程度事前に調べることができるはずですので、眺望が絶対条件の方は、
この作業で内見をするか、しないかの判断も可能だと思います。
また、その他の調べ方として、用途地域に目を付けるというのも一手です。
ただし、これはちょっと高度な技だと思いますので、参考程度にご紹介しますね。
「用途地域」とは?
用途地域とは、都市計画法の地域地区のひとつで、その土地に建ててもよい建物と
建ててはダメな建物が決まっているのです。
何を建てても良いか(どのような用途に使って良いか)を定めているのが「用途地域」で、
住居系/商業系/工業系の12種類に分けられています。
例えば、
「第一種低層住居専用地域」は低層住宅の住環境を守るための地域で、工場などは建てられません。
「商業地域」は商業等の業務の利便の増進を図る地域で、商業施設や事務所、ホテルなどが建てられます。
といった具合に、違っているのです。
それに、用途地域によって、建ぺい率や容積率も変わってくるので、建てられるヴォリュームも
違ってきます。
何を狙うのか?
で、本題ですが「眺望がよい」というのは、窓の前に何もなくて開けていたり、遠くまで見通せる、
ということだと思いますので、高い建物が立たない(建てられない)「住居地域」が窓の向こうに
広がっているマンションを狙うと、眺望の良い物件に出会える可能性が高くなるはずです。
先ほど説明したGoogleマップ活用方法でも十分眺望が良さそうだ、と分かるのですが、
用途地域のマップで見てみると、、、、
こんな感じです。
マンションは商業地域内に建っていて、南側には第一種住居地域が広がっている立地です。
これなら眺望抜群だろうな〜と思っていましたが、内見したら、その通りでした!
眺望が良い物件は、ペット可物件と同じで物件数が少ないですが、効率良く探す方法もあるんです。
ただ、用途地域まで手を出すと収集つかなくなってしまうと思いますので、
くれぐれもご注意下さい、、、。
okano
======物件探しのキホン教えます 目次=============
物件探しのキホン教えます-vol.1:販売図面(1)
物件探しのキホン教えます-vol.2:販売図面(2)
物件探しのキホン教えます-vol.3:お金と条件の関係性(1)
物件探しのキホン教えます-vol.4:お金と条件の関係性(2)
物件探しのキホン教えます-vol.5:眺望の良い物件はどこにある?(1)
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