こんにちは、代表の谷島とDIYの街ポートランドに行ってきました。
ここ数年、環境に配慮したまちづくりや、住人たちのDIY精神が注目されて、
日本の様々な地方の街がまちづくりの参考にしている、お手本の街です。
ライトレールと言われる路面電車と路線バスで大抵のところには1時間以内に行ける、移動がしやすいコンパクトシティで、バスの路線も日本と違ってとてもわかりやすいので、旅行者でも乗車しやすかったところもよかったです。日本って同じ系統でも行き先が異なることがあるので、地元の人の乗り物、というイメージですよね。
廃材をリサイクルするという文化を作る
路線バスを乗り継いで行った「Rebuilding Center(リビルディングセンター)」。
廃材を集めて格安で販売しているお店です。ちなみに運営はNGOで、売上は地域づくりやコミュニティづくりのアイディアを共有して広げていくというプロジェクトに使われているんです。何から何までリサイクル。
解体現場などで廃材として出た材料をパーツに分けて、販売しているのですが、もう、DIY好きの方には、トレジャーハンティングにしか思えないような場所です。
谷島とも入店0.2秒で無言で分かれて、自分にとって興味があるところへそれぞれ散りました。
こちらは、キッチン。シンクや、水栓などはバラバラで販売されています。
どれくらい安いかというと、真ん中に写っているキッチンで15ドル程度です。
ガレージ用のキッチンにどうだろう?とか、
この上に大きめの天板のせてデスクにしてもいいかな?とか、ガレージなんて無いくせにいろいろ妄想できました。
捨てられるはずだった廃材を販売しているわけですから、大きく社会的に貢献している場ですよね。
買い手としては、ここでしか出会えないものがあることや、
買い物をする楽しさ、価格の安さ、そしてリサイクルに役立てているという小さ喜びが魅力なんだと思います。
思わず巨大なドアとか鏡を買って輸送する方法を考えちゃいましたが、現実的なところで、
キャスターとスイッチプレートを購入しました。1つ1ドル。
これを買うときに、
綺麗に磨いて高く売るんじゃなくって、分解したそのままの状態で売られているようで、ほこりとか凄いんです。汚れも。
でも、安いほうがありがたいですし、余計な手間をかけなくっていいんですよね。そんなことを思いました。
スイッチプレートは多分自宅では使えないだろうなーと思いつつもかっこよかったので買ってしまった…。
キャスターは以前購入したリンゴ箱につけたらかっこいいかなと思ってます。
日本にも、ある!
興味はあるけれど、アメリカまではそうそう行けませんよね。皆様朗報です。
ちょうど先月、長野県諏訪市にRebuilding Center Japanができました。
ポートランドのRebuilding Centerを訪れて惚れ込んだご夫妻がクラウドファウンディングで資金を調達して完成させたのだそう。
熱意がすごい。ぜひ訪れたい場所です。ちなみに、カフェもあるそうですよ。
Rebuilding Center Japan
長野県諏訪市小和田3-8
OPEN 9:00-18:00(年内は水曜木曜がお休み)