こんにちはkuwayamaです。
前回のブログでちらっとお話ししていた
「設計にあたって現場で要チェックなところ」のひとつに
分電盤があります。
一般的にはブレーカーと呼ばれることが多いですね。
古いマンションだと写真のように玄関扉の上に付いていますが、
比較的新しいマンションや古いマンションでもリフォームがされたお部屋だと、
玄関や廊下の収納の扉を開けると上の方についています。
では、分電盤の何をチェックするかというと
まずは「アンペア数」です。
下の写真を見て頂くと、ちょっと小さいですが、
左のスイッチの下に小さく「30A」と表示されていますね。
いい具合に年季の入った分電盤です。
フルリノベーションをすればアンペア数をいくらでも上げられると思いきや
マンションによっては上限が決められているので要注意です!
IHクッキングヒーターは30Aは最低でも必要なので、
同時に炊飯器やドライヤー、エアコンなどをブレーカーが落ちることなく
使用するには、分電盤は60Aあったほうがいいですね。
このアンペア数は、電力会社やマンションの管理会社に確認すれば
最大何アンペアまで上げられるか教えてもらえるので、
リノベーションの際にIHクッキングヒーターなどの導入を検討されている方や
家族が多くて同時に電化製品をたくさん使う方、
エアコンの台数が多い方などは、内見時に分電盤の確認をお忘れなく!
上限まで上げられたとしてもその分基本料金も上がってしまうので、
各家庭の適切なアンペア数を把握することが大切ですね。
東京電力のHPでは、必要なアンペア数のシミュレーションもできるので、
一度試してみてはいかがでしょうか〜??
kuwayama