景気が良くなると金利が上がる。
景気が今のように落ち込むと金利が下がる。
今よりもっと、景気が悪くなったら?
金利は、上がる可能性もある。
この記事は、何となく分かっているけど、
金利変動の仕組みはどうなっているの?と
お感じの方に向けて、書きたいと思っています
お家を買うとすれば、気になるのは住宅ローンの金利。
リノベーションコーディネーターですが、
美大出身、経済のことに精通しているとはお世辞にも言えない私。
「日本国債とローン金利には深い相関関係がある」
それって何故なの!
というところ、皆様と一緒に
スッキリさせちゃいたいと思います。
part.1では、
日本の国債がなぜ今、低利回りになっているのか
についてお話します。
さて、日本国債の人気が高まれば、
国債の利率はどうなるでしょう。
人気が高くて売れやすいのだから、
発行元の日銀は利回りを下げますよね。
今、日本国債が低利回りになっている背景には、
日本国債が信用力の高い商品として、
人気が高まっていることがあります。
それは何故か。
世界を見渡すと、リーマンショックから始まり、
ユーロ危機など、大きな経済圏の経済不安を知らせる
ニュースが溢れています。
アメリカやヨーロッパと比べて、今の日本経済はどうでしょう。
確かに景気は停滞していますが、
「危機」と形容されるほどのレベルでは無い。
だから、日本国債に人気が集まるわけです。
そして、国債の利回りが低くなるということ。
さぁ、実際の、日本国債の利回り推移を見てみましょう。
指標となるのは、10年国債です。
【国債の応募者利回り推移】
2010年2月1.348%
2011年2月1.236%
2012年2月0.963%
2年前と比較すると、一目瞭然。
0.385%も利回りが下がっています。
これが、住宅ローンの金利に、影響しているんです。
だから今の時代は、「低金利時代」と
形容されることもあるんですね。
次回は、この国債と住宅ローンの金利の
相関関係に、迫って行きます!
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