こんにちは、kuwayamaです。
団地にある、にょきっと伸びたこの建物。
30年代、40年代に建てられた団地に多く見られる給水塔、
むかーし理科の授業で習った「パスカルの原理」で各住戸に給水するシステムです。
最上階まで圧力をかけて水を押し上げる為、
給水塔は必ず、団地よりもにょきっと頭ひとつ分伸びているのです。
団地を見守るシンボルタワー的なこの給水塔、
現在は給水システムが変わってしまったため、
団地の建て替えなどのタイミングで取り壊され、減少中。。。
日本ではこんな状況の給水塔ですが、
海外では役目を終えた給水塔を住宅やホテル、ギャラリー等に
転用している事例も。
いろいろな事例があって、面白いです。
いくつもの時代を経た団地を見守り続けてきた団地の給水塔、
日本でも、取り壊さずこのように新しい役目を与えられると
団地の生き残りのひとつの手段として、面白いと思うのですが。。
kuwayama