【内見時の7つのチェックポイント】
その2:床・天井~天井高は上下を確認~ ★天井を高くしたい方は床と天井の両方をチェック
天井を現状よりも高くできるかどうかは、
床と天井の既存仕上げによってかわってきます。
床ですが、
「二重床工法」と「直床工法」があります。
※二重床工法とは、床スラブの上に防振ゴム付きの支柱ボルトをたてて
その上に床上げを行う工法です。
※直床(じかゆか)工法とは、床スラブの上に、直接仕上げを行う工法です。
左:二重床工法 真ん中:直床工法
床を叩いてみて、「コンコン」と軽い音がすれば
二重床工法の可能性が高く、現状の床の高さから変える必要がないので
天井の高さも維持出来ます。
続いて、天井です。
天井の仕上げも2種類あり
「二重天井」と「直天井」
左:二重天井 右:直床天井
天井スラブに直接仕上げている直床天井と
天井スラブから離して天井を仕上げる二重天井。
たとえば、ダウンライトが埋め込まれている天井ありますよね。
これは、二重天井。
この場合、、天井の仕上げを撤去して
躯体現しにすると高さも出すことができます。
ちなみに、最上階の場合は
断熱材が施されていることが多いので
二重天井の場合でも、躯体現しのようなデザインには向いていません。
古い物件は天井が低いことが多いもの。
天井を上げて気持ちのいい空間をつくることが出来るのも
リノベーションの醍醐味。
ぜひ、天井と床。チェックしてみてくださいね。
Index
1:構造~取れる壁と取れない壁~
★壁を取り払って広い空間をつくりたい人は、要チェック
2:床・天井~天井高は上下を確認~
★天井を高くしたい方は床と天井の両方をチェック (今回の記事はこちら☆)
3:配管スペース~水回りの位置を動かすなら~
★水回りの位置を変えたい人は販売図面にも注目!
4:窓サッシ~専有部分と共有部分の境界だけど~
★古い物件に使われている「窓サッシ」を変えたい人は確認を!
5:管理状況~ゴミ置き場も要チェック~
★資産価値が落ちにくい物件を選ぶ為には
6:給湯器・電気温水器~追い炊きできますか?~
★バスルームや設備にこだわりたい人はチェック
7:管理規約~契約前に絶対確認!!~
★独自のルールに落とし穴あり
===============================
「中古を買って、リノベーション。」では
物件を内見行く時も、物件の申し込みをするときも
そして、リノベーション中も手元に置いて
リノベーションの参考書として
あなたのそばに置いて頂ければ嬉しいです♡