リノベーションは、自由に設計できそうなイメージがあると思いますが
実は、工事の制限があります。
既存の建物に改修工事を加えるため
全て思い通りになるとは限らないのです。Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
そのため、買ってから後悔しないように
内見時、私たちがチェックしている７つのポイントを
ご紹介しますね。
【内見時の7つのチェックポイント】
その１：構造～取れる壁と取れない壁～
★壁を取り払って広い空間をつくりたい人は、要チェック
マンションの壁には構造上「取れる壁」と「取れない壁」があります。
イラスト左のような構造、柱と梁で構成された
ラーメン構造の建物なら、室内の壁はほぼ壊せます。
しかし、右側のような建物を壁で支えている壁式構造の場合は
室内に壊せない壁がでてきます。
そのため、壁を取り払って広々としたスペースにするには向いていません。
左：ラーメン構造 右：壁式構造
取れる壁かどうかを判断するには、内見時に
壁をノックしてみましょう。
中から響くような軽い音がする場合は
取れる可能性が高い壁といえます。
リノベーションでやりたい事をヒヤリングすると
広いリビングをつくりたい！
というご要望とても多いです。
広いリビングをつくりたい！！
という方は、物件の構造が、ラーメン構造なのか壁式構造なのか。
壁は壊せるのか、壊せないのかを確認しましょうー。
また、事例を見ながら、雰囲気の違いも感じてくださいね。
まずは「ラーメン構造」
NYロフトスタイルリノベーション 【Ｋ様邸＠渋谷】
大人3人+犬２頭 モルタル床のワンフロアで開放的に暮らす
【Ｏ様邸＠外苑前】
柱と梁が部屋の中に出てきて、存在感がありますね～。
このいかにも構造！という存在感が部屋の雰囲気作りに。
続いて、「壁式構造」です。
新築選びは妥協の連続？！リノベーションで納得できる住まいづくり
【Ｎ様邸＠横浜山手】
リノベーションホテルをイメージ。家を育てる自分らしい暮らし
【Ｕ様邸＠等々力】
構造体の存在感がなく、部屋の隅や天井に出っ張りがないので
とてもスッキリした雰囲気となっていますね～。
柱がないため家具のレイアウトもし易そうです♪
壁式構造は5階建てくらいの建物が限界なので低層マンションに
よく採用されていることが多いです。
さて、みなさんはどちらの雰囲気がお好みでしょう♪
Index
１：構造～取れる壁と取れない壁～
★壁を取り払って広い空間をつくりたい人は、要チェック （今回の記事はこちら☆）
２：床・天井～天井高は上下を確認～
★天井を高くしたい方は床と天井の両方をチェック
３：配管スペース～水回りの位置を動かすなら～
★水回りの位置を変えたい人は販売図面にも注目！
4：窓サッシ～専有部分と共有部分の境界だけど～
★古い物件に使われている「窓サッシ」を変えたい人は確認を！
５：管理状況～ゴミ置き場も要チェック～
★資産価値が落ちにくい物件を選ぶ為には
6：給湯器・電気温水器～追い炊きできますか？～
★バスルームや設備にこだわりたい人はチェック
７：管理規約～契約前に絶対確認！！～
★独自のルールに落とし穴あり
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「中古を買って、リノベーション。」では
物件を内見行く時も、物件の申し込みをするときも
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リノベーションの参考書として
あなたのそばに置いて頂ければ嬉しいです♡
