こんにちはokanoです。
先日、新にリノベーション工事がスタートしました!
解体後の現場確認に行ってきましたので、ご紹介です!
「墨出し確認」というものなのですが、解体した現場を見ると
実際の広さや壁に隠れていたモノがいろいろ確認できて
設計している者としてはとても大切な瞬間なのです。
【M様邸@小岩】
解体してフローリングの下が表れました。
モルタルで打設していたエリアと打設していないエリアがあったことが判明。
これは職人さんにフラットなるよう下地で調整してもらいます。
壁は躯体にクロスを直貼りしていたのでクロスだったところは
凸凹のないフラットな状態。
押入だったところはそのような処理をしていないので、解体したら
この写真のように躯体そのものがでてきました。
これも左官の職人さんにフラットに仕上げてもらいます。
間仕切り壁を撤去した跡ですね〜。
この物件は最上階の部屋なので、天井には断熱材が確認できます。
今回の断熱材はスタイロではなく木毛板でした。
これなら塗装できるので、そのまま現しにするのも悪くないですね☆
(配管があるので、天井は貼ります!)
右半分がフローリング、左半分が畳だったエリアです。
畳の厚さは約5cmなので、フラットになるように下地で
段差を設けているのです。
(発泡コンクリート打設だと思われます)
ここの間仕切りを撤去して広々リビングにするので、ここも
フラットに調整してもらいます。
キッチンダクトの撤去後です。
ここに新たなレンジフードを設ける予定!
現場では解体後の状況確認のほかに、壁の塗装サンプルなども
確認して実際に使用する色を決めたりもします。
白もいろいろあるので悩むところですね!
解体して大きな問題もなく、予定通りに進められそうな感じでした!!
と、思いきや会社に帰って来たらM様から電話が!
「玄関なんですが、ちょっと変えたくなりまして、、、」
んーOKです!!!!
そのような確認をするための「墨出し確認」なので、
ウエルカム♪
ささっと電話で聞いた内容を手書きでプランして、
現場に指示!
現場監督も快諾!
まさにチームワークですね!
設計一人でリノベは完成しませんので、
フットワークの良い工務店さんとの関係は
とても大切なのです。
さて、これからも楽しみです。
またレポートしま〜す。
okano