今回はフローリングのお話。
いつのころからか、弊社専属のカメラマンさんが、事例写真を撮影する際に、
フローリングのどアップを撮るようになりました。
このフローリングのどアップ、本当にみなさんの家で様々。
どんな樹種を使うかもそうですが、
着色はするのか、幅はどうするか、
よーく見てみると個性が出ています。
というわけでまずはこちら。
『新築選びは妥協の連続?リノベーションで納得できる住まいづくり』
こちらのお宅はオークの無垢フローリングです。
が、少しアンティーク調に見えるよう、はじめから加工を施しています。
このオーク材のフローリングが、一番スタンダードだと思います。
というのも、僕が担当した案件のお客様のほとんどがオーク材。
どんな雰囲気にも馴染む、良い意味で個性を主張しないフローリングです。
次はこちら。
『既存の間取りは活かせる!オーダー家具で暮らしにフィットした住まい』
こちらもオーク材のフローリングですが、
幅が250mmと、大分幅広のフローリングです。
そして表面にはハンドスクレイプと言って、
人力でわざと傷を付けて、荒っぽい仕上げにしています。
さらに、無垢のフローリングではなく、3層フローリングです。
3層フローリング??
無垢のフローリングとどう違うの?
違いは、無垢板の厚みです。
無垢フローリングは、その名の通り、全て無垢板。
フローリングの厚みは大体15mmくらいですので、
それがすべて無垢。
一方、3層フローリングは15mmの厚みの中で、
表面(1層目)の3mm程度が無垢板で、他の2層は違う樹種だったりします。
それぞれ一長一短なので、お客様にあったフローリングが良いと思いますよ。
さて、オークフローリング以外を少しご紹介。
『外の緑を感じながら美味しいお茶会を〜ビフォーアフターとともに〜』
こちらのお宅では、ウォルナットを使いました。
はじめから、暗い色味が良い!ということでしたので。
ウォルナット。高級材ですね〜
最後がこちら。
『商店街の真ん中に住もう ブロードウェイでワインを楽しむ暮らし』
こちらのお宅はミモザのフローリング。
若干ウォルナットに似ています。
一番の違いは、心材と辺材で色の差がはっきり出ることです。
ということで、本日はフローリングのお話です。
フローリングを変えるだけでも雰囲気はガラッと変わりますし、
好き嫌いがはっきり出るところですね。