お米の保管場所は冷蔵庫で!

お米の保管場所は冷蔵庫で!

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先日の休みの際、前職で縁のある島根に帰ってきました。
田んぼに植えられた稲はすくすくと育っていて、
夜はまさにカエルの合唱です。
今から新米の季節が楽しみです。

ところで皆さんは家の中でどこにお米を保存していますか?

売っている袋のビニール袋そのままという方も多いのではないでしょうか。
実は米袋には微細な穴が開いていて、長期保存には適していないのをご存知でしたか?

以前、有機栽培米や特別栽培米中心の販売をされている
お米屋さんのお仕事をさせて頂いたことがあります。
そのとき聞いたポイントは、

・1ヶ月程度で食べきる量をその都度購入するようにする。

(直前に精米してもらえるお米屋さんを選ぶこと!)

・冷蔵保存

(米袋からは移して。ペットボトルもおすすめ)

とのことでした。

白米にした時点で米の表面が酸化し始め味の劣化がはじまり、
一般に10度以下の温度だとこの酸化を抑制できるそうです。
そのためある程度の期間で食べきる量を冷蔵庫で保管することを
すすめておられました。
(玄米ではこの酸化はおこりづらいのですが、
種子として活きていく為の呼吸に栄養分が消費されてしまうので
やはり低温での保存が望ましいとのことでした。)

この冷蔵庫保存、先述のお米屋さんが
「有機栽培米や特別栽培米を主に扱っている」と
言う点もポイントです。
お米には精米しても完全にとりきるのが難しい虫や卵がついていて、
温度等一定の条件が揃うと活動をはじめます。
その虫等の活動を抑制する意味で使う「ポストハーベスト農薬」という、
収穫後に使用するタイプの農薬がありますが、
このお米屋さんはそういう加工をしたお米は
扱わないというスタンスでした。

そのため温度を低く保つことで、
虫の活動を抑制するという点でも
冷蔵保温をお勧めしておられました。
冷蔵することが、美味しさも保って一石二鳥とのことです。
ちなみに一番のオススメは
「玄米を冷蔵保存して、精米機でその都度精米して食べる」とのことです。
うーん、うらやましい!

という訳で、「お米の保管場所は冷蔵庫で!」という内容でした。
スーパーで買うのもいいですが、精米をちゃんとしてくれる
皆さんのお住まいの街のお米屋さんも今度探して見てくださいね!

(kobayashi)

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