こんにちは、kuwayamaです。
みなさんは、身の回りのものを選ぶ時の
こだわりポイントはありますか?
服やアクセサリー、時計や手帳、カバンなどなど
身につけるもの、触れる機会が多いものは
手触りや質感、着心地や使い心地に
自分なりのこだわりをお持ちの方が多いのでは
ないでしょうか?
リノベーションを検討されている方は特に
「無垢材のフローリングがいい」とか
「クロスより塗装がいい」といったご希望を
よく伺うので、持ち物へのこだわりもより一層
強いのでは、と思います。
かくいう私も、他人にとってはどうでもいいような
こだわりがあり、なかなか「物を買う」という決断を
バシッとできないことが多々あります。
「この形で、あの色だったら…」とか「外身はいいのに、裏地が…」とか
「これとこの機能だけにしてくれたらいいのに…」などなど。。
あとは、値段とのバランスもあったり。。
長年迷っては見送り、探しては見つからず、を繰り返してきたもののひとつが
「名刺入れ」でした。
そんなときに、たまたま友人がカバン職人として新しく仕事を始め、
休日には趣味と腕磨きを兼ねて、カバンだけでなく、布や皮で
小物やエプロンなどを作っているという話を聞きました。
名刺入れを作ってもらえないか頼んでみたところ、快諾してもらえ、
わがままながら「こんなイメージ!」という形と色を伝えて、オーダーしました。
そのとき送ったスケッチ。
色は、ブルーグレーでお願いしました。
豊岡に住んでいる友人は、皮を手に入れるためにわざわざ大阪までいってくれたそうです。
ほぼ完成形の写真がこちら。
小銭入れとしても良いらしいです。
私のスケッチだけだとフタと本体が開いてしまうため、
友人が気を利かせて、靴ひも結びと呼ばれる縫い方でステッチを入れてくれました。
そして、届いた名刺入れがこちら!上の写真だとグレーですが、下の写真だとブルーに見えますね。
実物は、グレーがかったブルーです◎
手書きで描いたスケッチが、そのまま形になっていて(というかイメージ以上!)、職人技に感動です。
ぽちっとついたギボシボタンがかわいい。
自分のこだわりが形になることも嬉しいですが、
友人とあれこれとやりとりしながらものづくりをするのも楽しく、
お店に行ってあるものを買うのとは違う良さがありました。
規模や期間や金額の差こそあれ、お客様と対話しながら
こだわりを形にしていくリノベーションと共通する良さですね◎
改めて、ひとによっては「そんなわがまま、あるもので我慢しなさい」と
言われるかもしれない(?)「あなたのこだわり」、
時間や手間は掛かるかもしれませんが、とことんこだわってみても良いのではないでしょうか◎
<<kuwayamaの「ちょっと、丁寧に暮らす」シリーズはこちら>>
ちょっと、丁寧に暮らす<絵を飾る>
ちょっと、丁寧に暮らす<コーヒーを淹れる>
ちょっと、丁寧に暮らす<持ちものにこだわる>
ちょっと、丁寧に暮らす<花を生ける>
ちょっと、丁寧に暮らす<お出かけモーニング>
ちょっと、丁寧に暮らす<窓に向かう>
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