私たちStyle&Decoのメンバーは9月28日から9月30日にかけて、
佐賀県の有田町にて、まちづくり視察合宿をおこなってきました!
今回の目的は、有田町でまちづくりを実践されている方々にお会いし、
EcoDecoの今後の事業展開を考えていくこと。
私たちStyle&Decoのスタッフにとって様々な出会いと気づきを与えてくれた、
有田町での合宿。なぜStyle&Decoがまちづくり?なぜ佐賀県有田町?
有田町のポテンシャルって何?今後有田町ってどうなっていくの?
などなど4回シリーズに分けてお伝えしていきます。
INDEX
第1回 なぜ有田町?EcoDecoがまちづくりに関わろうとする理由
第2回 陶芸の町有田にダイブ!有田の魅力をトレジャーハンティング!
第3回 有田町の空家探訪!有田町のポテンシャルを知る→今ココ☆
第4回 今有田で起きている変化の芽とは?
第3回 有田町の空家探訪!有田町のポテンシャルを知る
さて、第3回目の今回は、
有田町づくり合宿が一番の目的、
「有田町の空家探訪」です!
フィールドワークの現場として有田の空家の活用を考える事を通して、
EcoDecoの今後の事業展開を考えることが、今回のまちづくり合宿の最大の目的。
私たちEcoDecoの最大の強み、お客様への「理想の暮らし方の提案」を、
全国の空家を活用することを通してどのように活かせるのかが最も悩んだ点でした。
それでは有田町の空家のレポートと、有田町で活躍されている方々をご紹介したいと思います!
有田町の空家探訪!
1件目に訪れた場所は、JR有田駅前にある元旅館。
現在はオーナー様がお住まいではありますが、大部分は使用しておらず、
有田の今後のまちづくりのために、ご好意で見学させて頂くことができました。
有田焼の商社の方がこの旅館で滞在しながら買付などをしていたとのこと。
営業しなくなってから時間が経ちますが、有田焼が随所に散りばめられた素敵な場所でした。
やはりこの物件をリノベーションする上で考える点として、
有田駅前の広場とどのように関連させたものにしていくかという点だと思いました。
有田町の玄関口として機能する場所に、どのようなお店があったらいいのか、
建物だけではなくエリアとセットで考える必要があるように感じました。
次に訪れたのは、有田町内山地区にあるI邸。
元々は有田焼を扱う商社のお宅だった場所で、
有田焼が全国各地で売れていた頃の勢いを感じられるようなとても格好いい場所でした。
この建物自体とても広く、ここに多くの人たちが働き、暮らしていた場所だったのだと想像させられました。
また建物のオーナーさんがこだわり抜いて建てた場所であること、
この場所が有田焼を通して栄えていた有田町の歴史を物語る場所であることを感じました。
この場所をリノベーションするのであれが、建物そのものの歴史性を活かすような、
そのようなリノベーションの方法がないか、、とも考えさせられた空き家探訪でした。
有田町のポテンシャルを知った空き家探訪
有田町の内山地区は「伝統的建造物群保存築」として指定された、
美しい町並みが残る町。特にトンバイ塀のある裏通りは、時間も忘れさせてくれる程、
ゆっくり歩きながら楽しめる町です。
一方で多くの美しい建物が空家になっており、
この空家が活用されれば、もっと有田に魅力を感じて訪れる人たちが増えるのではないのかなとも思いました。
そういう意味で空家の数は、その地域のポテンシャルそのものであるとも言えるかもしれません。
私たちEcoDecoの有田町でどのようなプロジェクトを起こせるのだろうかと、ワクワクしてきます。
いよいよ次回は、今有田町で起きている新しいまちづくりの変化の芽に関してレポートしたいと思います。