こんにちは。みなさん自粛生活が続いて大変な時期ですね。EcoDecoスタッフは、数年前からリモートワークを取り入れていてリモートワークには比較的慣れているメンバーですが、それぞれ悩みもあるようです。
リモートワークのよさって、自宅で仕事ができることではなく、会社に来てもいいし、自宅で仕事をしてもいい。自分で働き方を自由に選択できる。そして、その責任を各自が負う面白さがある。ということだったと改めて感じています。リモートワーク中でも気分によって仕事をする場所を選べるようにするとストレス軽減するのでしょうか。試してみようと思います。
リノベーションから10年後の悩み
さて、今回は新型コロナウィルスが猛威を振るっておりますが、我が家は、ここ数年毎年インフルエンザに悩まされていました。というのも、まだ夫婦二人、独身の時に中古物件を購入しリノベーションしたため自宅は2人仕様。増えても子供ひとりなら対応できるかな。なんて考えていたため約60平米なのです。そのため、想定外の双子の誕生、そして成長により約60平米の家に、夫婦+男女双子の計4名がひしめき合って暮らすことになったのです。
日常では大きく困ることはなかったのですが、ピンチを迎えるのは誰かが病気になった時。ウイルス性の病気はあっという間に家族内に広がります。一番酷い年は、双子(男)→双子(女)→私と順番にかかってしまい一ヶ月近く職場に行けない年もありました。望んでいないテレワークの先取りです。
買い換える?そのまま自宅をリノベーションする?
EcoDecoのお客様にも、買い換える?そのまま自宅をリノベする?費用っていくらくらいかかるの?など相談にお越しいただくケースもあります。家族構成や年齢の変化によって、時々の悩みも異なりますよね。
ちなみに、okanoは、ライフスタイルの変化にあわせて、住んでいた自宅マンションをリノベしました。
さてさて、我が家も同じように、買い換える?売却して賃貸?など悩んだ末に、今の家は維持しつつ今のマンションと同じフロアに賃貸の空き部屋が出たので借りることにしました。
こうしてめでたく?我が家は約60平米(中古リノベ)+45平米(賃貸)で、100平米を超える空間を実現することができました。ちょっと強引ですが・・。
同じマンションの同じフロアでもう一部屋借りる
もう一部屋借りてよかったと思うメリットは、
・気楽に両親等が泊まりに来れるようになった
私たち夫婦は、二人とも九州出身のため、双子育児でも近くに手伝ってくれる親類がいませんでした。そのため、月に1回は母に上京してもらい育児や家事を手伝ってもらっていたのですが、家が狭いため近所のホテルに泊まってもらっていたのです。1回の上京で1週間以上滞在してもらっていたのでホテル代を気にせず来てもらえるようになりました。
・一人になれる場所ができる
仕事に双子育児、一人になれる逃げ場ができました。また、心配していた病気になった場合でも隔離できる部屋ができました。新型コロナの疑いが生じても隔離もできる部屋ができました。
・メインの部屋が片付いた
収納場所に困っていたものを、賃貸で借りている部屋に片付けていました。結果、リノベーションをしたメインの部屋が片付きました。
・急いで片付ける必要がなくなった
シッターさんや家庭教師、双子の面倒を見てもらう時は、新しく借りた、賃貸で借りたサブの部屋で見てもらえるから毎回部屋を片付ける必要がなくなりました。シッターさんを迎える為に、早く仕事を切り上げて掃除をして疲れるということもあったので、負担が軽くなりました。。。
・必要がなくなれば解約できる
いつでも手放せる。調整できるというのは私にとって大事なこと。リノベーションした部屋も売却という方法もあったのですが、10年経過した後も気に入っていて手放せず。こちらは誤算ですが、やっぱり、リノベーションっていいですね(笑)
とはいえ、借り増し方式だといくつかのデメリットも出てきます。
・水道代・電気代などの基本料金が2部屋分
部屋がひとつだったら、かからないのになぁと。
・夫が過酷な双子育児から逃げ出し、サブの部屋に逃げる(笑)
一番の不満かもしれません。。。ルールを決めないと家族の不満がたまります。
借り増し方式を検討される方、部屋の使い方の事前ルールの徹底が家族が快適に暮らせる一番のコツです。参考までに・・。
住まいの考え方も、もっと自由でいい
私は、子供の成長や双子育児にサポートが必要であったために借り増し方式を選択しましたが、葛藤もありました。それは、リノベーション会社の代表なのに、賃貸はよくないんじゃないか。と考えがよぎったことも。リノベーション会社の代表はこうあるべき。住まいはこうあるべき。など、見えない義務に縛られていたような気がします。
EcoDecoは、リノベーションというサービスを提供していますが、私たちが目指しているのは、ひとりひとりの状況に合わせた心地のいい暮らし。そのひとつの方法がリノベーションという方法であるということ。リノベーションが一番と決め付けるのではなく、暮らしの心地よさを追求することを大事にしたいと考えていると再確認しました。そして、EcoDecoのメンバーもこの選択を面白がってくれました。いろいろな暮らしの選択肢があってもいいですね。
afterコロナで私たちの暮らしや価値観は大きく変わってくると思います。その時に、見えない何かに縛られるよりも、自分の心地よさに向きあいたいと考えます。
これからの暮らしは、ますます2極化する
さて、暮らしの選択肢もたくさんあるなかで、これからのアフターコロナの世界はどうなるのでしょうか。リモートワークも暮らしに定着し、職場の近くに住む必要がないと気づいた方も多いのではないでしょうか。それであれば、都心から離れても、より環境がいい場所を選ぶ方ももっと増えると思います。毎日1時間を超える通勤は負担になるかもしれないけど、週に2回だったら通勤の大変さよりも、日々の暮らしの心地よさを実感したいと考えますよね。今後、多くの方が都心を離れ、環境がいい郊外に家を持つ時代に突入すると思います。
一方で、新型コロナウィルスの影響で、会社の代表である私は、会社に行く機会や役所に行く機会、会社の近くにいなければいけない理由が増えました。夫もリモートワークが出来ず、出勤が必要な職種のため、私たちのライフスタイルでは、やっぱり都心の居場所は大事だと考えています。
需要がますます二極化する中で、これからどういう暮らしを選択しますか?
ちなみに、私は、ちょうど5年前にはこんなことを考えていたようです。
当時の選択肢のひとつであった、二拠点生活。当時は、都心の家を中心にもうひと拠点と考えていましたが、暮らしの中心を別の場所に移して、都心の家をコンパクトに仕事の為の拠点にするという選択肢もあるのかもしれません。その時々で、暮らしの重心を変えてもいいのかもしれません。
そうそう、小学生になった我が子もオンライン授業がスタート。緊急事態宣言が解除されたあとも、しばらくはオンラインが学習のメインの場所になるというお知らせを見ながら、この先の暮らしも妄想しています。
afterコロナの世界、どのようになるのでしょうか。その時、どんな暮らしをしますか?
次のブログで、afterコロナの影響を受け、変わる間取りについて妄想したいと思います。
C o n t e n t s afterコロナの暮らし妄想シリーズ
vol.1 二極化するafterコロナの世界を妄想する ◀︎今、ここ
vol.2 afterコロナの間取りの変化を妄想する
vol.3 afterコロナの大人のサードスペースを妄想する