前回に引き続き洗面のお話です。
といっても、本日は洗面室の配置のお話。
洗面室は脱衣室になければならない。
と無意識のうちに思っていませんか??
浴室の手前にあってしかるべきもの。
でも果たして本当に脱衣室に無ければならないのでしょうか?
別に脱衣室に無くても良いと思うんです、僕は。
洗面を使うシーンをして思い浮かぶのは、手を洗ったり、
うがいをしたり、歯磨きしたり、寝癖直したり、
女性であればお化粧もするかもしれません。
洗面は、本当に脱衣室に配置する必要ありますか??
ということで、洗面を脱衣室に設けていない事例をご紹介します。
ただの寝室ではないのです。
ベッドの奥をよ〜く見ると洗面があるのです!
こちらがその洗面。
ベッドの脇に洗面があって、浴室まである。
こんな暮らし、素敵ですね〜〜
洗面自体もとてもシンプル。雑味がない!
『好きな器を飾りたい リノベーションで実現したギャラリーのような空間』
ということで、ここに洗面がありました〜。
左側の扉が浴室・脱衣室への扉ですので、
洗面を脱衣室の外に出しています。
椅子も置けて、お化粧も出来そうです!
『庭園の緑を借景に ルーバーで緩やかにつながるリノベーション空間』
こちらもベッド脇に洗面を。
天板だけの洗面ですが、この天板がとても大きいので使い勝手良さそうです!
と、脱衣室に設けない洗面のあり方をご紹介してきましたが、
共通しているのは、
洗面らしく作らない。こと。
特に、部屋の一部に作る場合は、
その部屋に置かれるモノや、空間の設えと呼応するように作る。
これが大切です。
暮らし方次第、住まい方次第で、
洗面の配置にも囚われる必要はないんですね〜