住空間は住まう人を表現する場である(はず)!

住空間は住まう人を表現する場である(はず)!

先日「1年点検」に行って来ました!「1年点検」とはリノベーションの工事引渡の1年後に不具合が出ていないか工務店に必ずチェックをお願いしており、久々にお客様に会える楽しい会でもあります。

春夏秋冬の1年を通して感じた事や気付いた事などそして、ご家族の事などいろいろとお話しを伺える貴重な時間なのですが、今回の1年点検はちょっと違いました。

何が違うかと言いますと、、、

このお客様は1年前の引渡では、壁や天井は何も仕上げせず、ボードを貼った状態。

そして、レンガを箱に入った状態でお渡しして終了していたのです。

まさに工事途中での引渡!

DIYでやりたい!という方だったので、今回の1年点検を心待ちにしておりましたが、期待通り、いや期待以上でしたー。

1年前の2月はこのような状態。

壁はパテ埋めだけ工事で行い、塗装はこれから!という状態なので、

正直引渡をした感覚があまりなく、、、

それが1年の月日を掛けてお客様ご自身で休みの日は

せっせとDIYをされたそうです。

(今も進行中!)

キッチンの壁にレンガが貼られていました。

レンガの貼り方も試行錯誤しながら、そして、部分的に貼らない箇所には塗装と漆喰で。

また、買い集めたアンティーク家具を収納シェルフとしてカスタムしてご使用されていました。

壁は漆喰だったり、アンティーククロスだったりとバランスを考えながら少しずつ少しずつ。

私がデザインした照明にはガラスのオブジェが吊り下げられていてその下に置かれた大きなアンティークテーブルと合わせてディスプレイされておりました。
全体の雰囲気は「アンティークの雑貨屋さん」のような感じ。
まだDIYの作業中なので、物を移動しながらの落ち着かないご様子でしたが
世界観ができあがってきていてとてもワクワクする空間になっておりました!
住空間は主の世界が表意された空間であるべきだと考えているので、
ここまでがんばってDIYして頂けると設計した者として
嬉しい限りでございます。
ビバ!
DIY♪

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