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建具の設えを考える。
空間に映える建具。空間に溶け込む建具。
壁面と見間違えるような大きな建具。かたや猫専用の小さな建具。
建具と言っても千差万別。
色々な建具の設えを紹介致します。
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こんにちは。okadaです。
内装で使われる建具で最もポピュラーな建具の形式は「開き戸」です。
さて、この開き戸。
扉を開く為には握って回す取手が必要となります。
取手の中でもレバーハンドルと呼ばれる取手が主流です。
下のようなモノです。
このレバーハンドルが主流になっている理由は、
ユニバーサルデザインだからと言われています。
握力が弱い方などにも難なく開け閉めが出来るのです。
レバーを下ろせば良いだけなので、
車椅子を利用している方も、
レバーに肘を乗せて操作する事が出来るのです。
海外では、これから新築される住宅には、
レバーハンドルを取り付ける事を義務化している国もあります。
さて、このレバーハンドル。
どのくらい種類があるのかというと、、、
無数にあります。
もう、本当に星の数ほど。
あんまり変わり映えしませんが、
僕が選ぶポイントは、レバーの台座(扉に密着する丸い部分)と
レバーの形状。
出来る限り台座らしさが無くてレバーと一体になっているもの。
材質もアルミ、クローム、ステンレス・・・
見れば見るほど悩みますね。
これらのアンティークなレバーハンドル、若しくはアンティーク調。
扉をすごく選びます。
やっぱり、アンティークにあった扉を考える必要がありそうです。
いちばん良いのは、本物のアンティークの扉ですが、
建具で製作することも可能です。
さて、次回はレバーハンドルが主流になり、
すっかり影を潜めてしまっているドアノブに注目してみます。
(okada)