先日新しく設計の始まる現場の竣工図を見にいってきました。
しっかりした図面が残っていて、
現地調査の必要がないんじゃないか…くらいいろんなことがわかる
図面でした。
とはいえ油断ができないのが、
解体してみるとないはずのところに躯体があったり、
せっかくのプランを練り直さなければならなくなることも、
実際にあるんです。
どうしても壁の中や床の下、天井の上のことは、
解体して見ないとわからないですからね。
今回設計がスタートした物件はお引き渡しまで少し時間があるので、
部分的な解体での確認も少し先になってしまいますが、
今手に入る情報では、スケルトンにした場合の制約は少ないはず…。
仮説を前提にせねばならない箇所も多いですが、
このように竣工図は解体前の物件をスケルトンの状態にしたらどうなるかを
教えてくれる貴重な資料です。
もともとあるお部屋の良さを生かしながら
プランをご提案させていただくのが、楽しみです。
( kobayashi)