こんにちは、kuwayamaです。
今日は、雪の影響で交通機関が混乱しましたね。
みなさんは通勤大丈夫でしたか?
大雨や大雪のときは毎度「レインブーツ買おう」と思うのですが、
すぐに忘れてしまい、今回も足がしもやけになりそうでした。。笑
さて、シリーズでお送りしております、下総中山のリノベーション
【ピアノと暮らす、ゆったり過ごせる家】
今回は、「ゲスト用スペースの取り方」についてです。
ゲストというとご両親、ご兄弟、ご友人などが遊びにくるだけでなく、
泊まる機会も時々あるのではないでしょうか?
特にご実家が遠方の方とかは多いかもしれませんね。
今回のお施主様も、ご兄弟やご友人の家族がお子さん連れで
宿泊されることが月に1回程度あり、来客用のお布団も3組お持ちでした。
ということで、設計時には、「ゲストが寝るスペースをどこに確保するか」
「来客用布団をどこに収納するか」「ゲストが寝ているときに、
朝ごはんの用意やひとの行き来があまり気にならない様にしたい」
「ゲストルームを設けても、結局来客時以外は物置部屋になってしまって
勿体ないかも」などお客様とお話ししながら、検討を進めました。
K様邸の場合はリビングが広く確保できたので、ゲスト用のスペースは
「リビングとダイニングをロールスクリーンで間仕切り、リビングに布団を敷いてもらう」
「リビングに奥行きのある収納を設ける」プランとなりました!
【フルスケルトン時】左上の元々あった梁に沿って、、、(次の写真へ)
【工事中】隙間を空けて、幕板を設けて、、、(次の写真へ)
【完成時】隙間にロールスクリーンを仕込みました!下から見ると、梁を彫込んだみたいに見えます。
ロールスクリーンを完全に巻き上げているときは 本体がすっぽりと隠れています◎
【降ろした時】半分だけ降ろしてみると、、、
ロールスクリーンは2分割にしています。
リビングの3分割になっている収納の一番左にお布団を仕舞える様に
奥行きを深くしています。
布団を敷くときは、家具を少しずらせば、布団を並べて敷くことができます◎
ロールスクリーンだと布の間仕切りなので扉や壁で仕切るより簡易ですが、
ご夫婦が寝る主寝室から水廻り・キッチン・ダイニングに行くときは、
リビングを通らずに直接アクセスできるので、ゲストが先に寝ているときや
まだ寝ている間に朝支度をするときも、あまり気にしなくて済みます。
kobayashiも子供部屋についてブログを挙げていましたが、
(⇒その子供部屋今、必要ですか?)
限られた面積の中で、必要な機能の優先順位を付け、
一番過ごす時間が長い場所や大事にしたい時間を
気持ちよく、ゆったりと寛げるような空間にしたいですね。
その他の必要な機能は、工夫・考え方次第でうまく解決する
ご提案をしていきたいです◎
【ピアノと暮らす、ゆったり過ごせる家】シリーズ
①新リノベーション!
②フルスケルトン!
③見えないところこそ、丁寧に!
④白く、明るくなりました!
⑤造作家具!
⑥フローリングお目見え!
⑦ゲスト用スペースの取り方←今回
⑧明るく、楽しく、ピアノ室
⑨MUJIのドアノブ!
kuwayama