本日は、ただいま工事中の現場、H様邸のご様子をお伝え致します。
天井の下地、壁の下地を組んでいます。
実は、この天井の下地を組んでいる時に、上階の方から苦情が来ました。。。
施工会社の方に対応して頂き、その苦情が来た日以降は問題なく進めております。
近隣の方との関係は至って良好です。
みなさん、覚えておいて下さい。
天井を作ろうとする場合、通常、躯体にビスやアンカーを打って天井下地を固定します。(写真に写っている金属製のものが天井下地)
この、「ビスを打つ・アンカーを打つ」という作業は、ものすごくうるさいですし、上階に振動が伝わります。
気をつけて下さい。マンションによっては、この「ビスを打つ・アンカーを打つ」という作業が管理規約や管理組合の暗黙の了解で禁止されているところもあるようです。
特に、現状のお部屋の天井が、躯体に塗装などで仕上がっている場合は尚更注意が必要です。
工事中の苦情は、実際にお住まいになるお施主様にもご迷惑がかかるので、極力苦情が出ないよう色々配慮しているのですが。。。人によって許容出来る範囲の音、振動が違うので、とても難しいです。
さて、先日の現場に行った際、ある道具を発見してしまい、自分の図面の書き方を見直そうと思いました。
それがこちら。
虫眼鏡です。。。
大工さんの中には、お年を召された方もいますので、寸法や文字が見えないそうです。。
文字や寸法が小さいと、図面自体がすっきりして見えますが、そもそも分かりづらかったら図面の意味がありませんからね。
今まで以上に「分かり易くて」「美しい」図面を目指そうと思いました。