H様邸@鷺沼の詳細レポート、パート2をお送り致します。本日はこちらの素材のお話。
構造用合板として良く使われている「ラーチ合板」と呼ばれる材料です。
樹種はカラマツです。この中でもロシア産のカラマツが「ラーチ合板」と呼ばれるそうです。
H様邸@鷺沼では、この材料を扉で使ったり、家具で使ったりしています。
実物を見ても思いますが、とても迫力があります。
やや赤みがかっていて、木目も詰まっているのが特徴です。
とても表情がある材料だと思います。
正面に見える扉がまさにラーチ合板ですが、
これ、よく見ると、扉の左右上下で木目が合っているんです。
こんな面倒な、普通やらない事をやって頂いた施工会社の方に感謝です!
このラーチ合板、初めて見る方もいらっしゃるかもしれません。
実は、多くのお客様が見た事が無い理由は、仕上げ材として流通している材料じゃないからです。
たとえばこちら。
フローリングの下地材として使われています。
他にも手摺の下地材など、色んな所で良く使われているのですが、
最終的には隠れてしまう(隠されてしまう)事が殆どですので、
あまり見る事はできません。
H様邸では、前回ご紹介した「リノリウム」という材料以外にも、
このラーチ合板もアクセントとして効いています。
オープンルームにお越し頂いたお客様も、この素材を初めて見る方が多く、
驚いていました。
次も詳細レポートをお送り致しますので乞うご期待。