EcoDecoで行うリノベーションは、パッケージ化されていないフルオーダーメイドです。
自由度が高い反面、定価が無いため「一体いくらかかるんだろう…」とご不安になるかもしれません。
このページでは、そのご不安を払拭できるよう、「リノベーションの費用感のつかみ方」「リノベーション事例のコスト比較」「リノベーションの費用を下げる方法」をご紹介します。
リノベーションの費用感はわかりづらい性質があるのですが、イメージしやすくするために多くの種類の中から日常的に選んで購入しているいる洋服と比べてみました。お得なリノベーションを考える上でもこのたとえ、有効です!
リノベーションを洋服にたとえてみると…
洋服だと… | 性質 | 費用のわかりやすさ | 住まいだと… |
---|---|---|---|
A.既製服 | 基本的にはそのままお渡し。裾上げなど微調整のみ行う | ◎ | 新築・リフォーム済みの中古物件 |
B.セミオーダー | 一定の仕様バリエーションの中でオプションを組み合わせて作っていく | ◯ | 中古物件の購入+リノベーション |
C.フルオーダー | お客様のご要望に応じて一から仕様を組み立てていく | △ | 中古物件の購入+リノベーション |
こうして整理して見るとリノベーションの場合、
• 「リノベーション」という言葉をそれぞれの会社が自由に使っているためAもBもCも「リノベーション」と言われている
• 主にCの場合、どうしてもそれぞれの物件に対応して個別に作り込んでいく、オーダーメイドの性質を多分に持っているため仕様が確定しないと値段が出せない
• 会社によって同じことをしても、費用自体にばらつきがある
というのが費用感をわかりづらくしている主な理由だと考えています。
まずご自身が目指しているのが、Aのタイプ「リノベーション済みの物件」なのか、BやCのタイプ「ご自身の理想をできるだけ自由に実現していきたい」というお考えのか、その二つの区別をしてみてください。フルオーダー型リノベーションを得意としているEcoDecoのサイトにたどり着いていただいている…ということはどちらかというとBやCに興味がおありの方が多いのではないでしょうか。ここからは「B.セミオーダー」や「C.フルオーダー」の場合のリノベーションの費用感をご紹介していきたいと思います。
それではどうやって費用感を掴んでいくかというと、少々アナログな方法ではありますが…
1. Webや雑誌などで実現してみたいイメージに近い事例を探してみる
2. その事例に記載されている情報のうち、広さと費用を控えておく
「1と2をある程度の数集めてみる」という方法が特定の会社の費用感に関わらず比較できるメリットもありオススメです。ピックアップした事例を眺めてみる際のポイントは、B.セミオーダーが得意な会社か C.フルオーダーが得意な会社かをよく見てみてください。セミオーダーを得意とする会社は一定のオプションの中でしか仕様を選べない代わりに費用は定額で提供されていたり、好みと一致すれば比較的抑えた費用でリノベーションすることができます。
ではC.フルオーダーを得意とするEcoDecoのリノベーション事例の費用はどうでしょうか。
工事費の額は実際に工事するタイミングによっても変動するため、直近のEcoDecoの公開している事例をみてみると、㎡あたりの単価に換算すると、21〜28万円ほどかけられる方が多いです。ただし㎡あたりの単価で見ると、面積が小さな事例ほど、どうしてもかかってくるお風呂やキッチンなどの設備機器のコストを割り戻す分母の㎡数が小さくなるので、コンパクトなお部屋では㎡単価で見ると高くなるという点もご承知おきください。
この㎡あたり21〜28万円前後という金額、正直に申しましてリノベーション会社さんの間では決して安い方ではありません。(すごく高い方でもないですが…)背景には、雑誌やwebをご覧になってEcoDecoに興味を持ってくださるお客様が、「リノベーション費用が安い」というメリットよりも「こだわりを追求するためのパートナー」としてEcoDecoを求めてくださっているように感じています。実際に総額2,000万円以上の仕様を選ばれるお客様もいらっしゃいます。結果的に、よりグレード感の高い仕上がりをEcoDecoに望まれる方が増えてきたことで、事例として現れてくる工事費はやや上昇している傾向があります。
一方で「EcoDecoのリノベーションは好みだから、それをお得に楽しみたい!」と上手な方法を取り入れられるお客様もいらっしゃいます。
では、上手にコストを下げた事例をご紹介します。
造作家具もあり、つくり込んだ印象のM様邸ですが、壁、ドアが少なく、土間部分が広いため、床造作も少なく済んでいます。コストを抑えた棚造作で間仕切りをしたり、ドアをカーテンにするなどさまざまな工夫が積み重ねられた事例です。
10年ほど前に前オーナーさんがリノベーションをしていたので、水回り設備や床組、間取りを活用しています。例えば、ユニットバスが比較的新しく、きれいだったのでそのまま使いました。キッチンも立派なシステムキッチンだったので、面材を変えて活用しています。解体や撤去にも費用のかかる水回りが既存利用できたことで、大幅なコストダウンにつながっています。
面積 | 99.53㎡ |
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工事費 | 約1050万円(設計費、施主支給品含む) |
㎡単価 | 約10.5万円/㎡ |
全ての壁の塗装をご家族やご友人とDIYで仕上げました。上塗りだけではなく、塗装の下地からDIYで仕上げることで数十万円単位でコストカットできます。面積が広いとものすごい労力が必要ですが、多くの方は「もうやりたくないと思うくらい大変だったけど思い出になるし、自分たちで作った家という愛着があります。ちょっとした補修を自分でできるということもメリット」とおっしゃいます。荒平さんの場合は、コストダウンできた費用を二重サッシの取付(工事費に含む)に回すなど、やるべきことに費用を上手に回している印象です。
いかがでしたか。住まいやリノベーションに何をお求めか、どんな物件がその時に市場に出ているか?など様々ではありますが、リノベーションの費用感を知ることが理想の住まいづくりの参考になれば嬉しいです。
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