「猫の家プロジェクト」の工事契約がありました!今月末からいよいよ工事着工となりますので、皆さん乞うご期待です。 以前の記事>>「猫の家プロジェクト始まります!」
さて、今回の猫の家プロジェクトの間取りは細長いので、廊下が必然的に長くなってしまうという特性があります。そんな廊下をどうするかということを考えつつ、今回は廊下の脇に設ける予定の「洗面」について書きたいと思います。
一般的には「洗面」ってよく「洗面脱衣室」という扱いにされているケースが多いと思います。これって面積効率や収納効率を考えて似たもの同士を1つにまとめてしまった結果だと思うのですが、そもそも洗面ってそこにないとダメな理由はないと思います。
洗面で行う主なコトと言えば、洗顔、歯磨き、お化粧、髪のセットなどだと思いますが、これらの行為ってお風呂の横でなくてもできますよね??(PSの絡みで水廻りの位置は多少まとめてしまった方が良いかと思いますが、)それに、扉付きの個室にする必要性ってそんなに無いような気がしませんか?
「洗面」と「脱衣」を別々のスペースで考えてみると、お部屋の自由度はグッと上がり、今までとは違う暮らし方ができると思います。そのスタイルを善とするかどうかどうかは皆さん自身の生活スタイルに合っているかどうかだと思いますが、ただ単に固定概念で「こうあるべき!」と思っているのであれば、一度その必要性を考えてみるのもアリだと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、それではEcoDecoの事例をご紹介です。
こちらはお風呂の前に洗面を設けているのですが、1人暮らしの間取りということもあり、クローゼットに入る手前の廊下でもある場所に設置されています。 (洗濯機はクローゼットの中に設置されているのです)お風呂に入る際にはロールカーテンで隠し、脱衣室にも早変わりするというアイデアが炸裂している事例ですね。
こちらの事例は洗面台がドレッサーテーブルにもなるという優れもので、脱衣室とは別でLDKの脇(脱衣室入り口横)に設置されています。洗面台をデザインすることで違和感なく、部屋のテイストに馴染んでいますね。こんなところにあっても何にも違和感ないってところがキモですね。
玄関からリビングに至る廊下の途中にある洗面。もともとは洗面脱衣室だったスペースですが、壁や扉をなくしてリノベしたことでいろいろな効果があるんです! それは…
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この事例もM様邸と同じく、洗面脱衣室をオープンな洗面スペースとコンパクトな脱衣室に分けた事例です。というより逆で、この事例を見てM様が「こんなことできるんだー!」となった事例です。洗面をオープンなスペースにするって事はやはり皆さん盲点なんでしょうね。
こちらは脱衣室から離し、廊下の途中に洗面スペースを設けた事例です。場所としては、玄関からリビングに至る廊下の途中で、寝室から出るとすぐに洗面があるという配置になっています。どこからでもちょっと水を使いたいときにアクセスできるので、とても便利だそうです。
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これは、今までと少し勝手が違う事例ですね。今までと同じく廊下の途中にあるのですが、洗面の左右に扉があり、両方を閉じると脱衣室に早変わり!先ほどのM様邸@朝霞と似ていますが、玄関からLDKに至る廊下スペースを廊下ではない空間に変えてしまうというokadaのナイスアイデア事例です。
最後です。こちらは洗面がベッドスペースの横にあるという事例。
ルーバーで緩やかにつながるほぼワンルームの空間ならではのレイアウトでO様の暮らし方をヒアリングしたからこそ生まれたアイデアですね。
「洗面」を脱衣スペースから解放してあげることで、自由度は増しますし、それによって暮らし方や動線がガラッと変えることが可能なことは、少し分かってもらえましたでしょうか?まずは「絶対こうあるべき!」という考えの根底に何があるのかをじっくり掘り下げていくことで、それが思い込みや固定概念だったなら、リノベの楽しさが倍増すること間違い無しだと思います!!
他にも参考になる事例はいっぱい掲載していますので、みなさんの暮らし方のヒントを見つけてみて下さい。
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