# リノベーション事例 # 工事見積もり # 工務店選び # 比較 # 相見積もり
工務店に依頼していた工事の見積もり期限の日がやってきました。見積もりをお願いしていたのは4社。そのうち1社は他の現場との調整が難しく辞退、もう1社は新規参入の工務店でしたが、他の2社に比べてかなり高額だったため検討外としました。そのため、2社のうちどちらの工務店にするかを検討することになったのです。
▷見積比較表の抜粋です。こうして比較すると工務店さんによって、何をどの項目に含めるのかが違うんです!ちなみにガラス工事は、A社は「雑工事」の中に入っていました
工務店から提出された見積もりを設計のokanoさんがチェックし、見落とし部分などを調整した見積もりを送ってくれました。A社とB社を比較しやすいよう、金額が項目ごとに並べて表記されています。「初回の見積もり金額はほとんどの方がオーバーします」と聞いていた通り、A社とB社の見積もり金額は、予算よりもオーバーしていました。
A社:+約130万円
B社:+約80万円
やっぱりオーバーしたか~!と思いつつも、もっとオーバーすると覚悟を決めすぎて、こんなもんかと少しほっとしたのを覚えています。
まずは過去の施工事例を確認して、こっぺ家が思い描いている家を実現できそうかを確認…と言っても、A社・B社共に、EcoDecoさんが何度も施工を依頼している工務店だったので、技術的な不安はありませんでした。どちらかに決めるために事例をチェックしたというよりは、どちらにしても安心だねという確認作業だったかなと思います。
=A社の施工事例=
=B社の施工事例=
最初に書いた通り、初回の見積もりではA社が約130万円、B社が約80万円予算をオーバーしていました。B社の方が50万円程度安かったのですが、どちらも予算オーバーしているため、この段階では決められませんでした。
予算内におさめるために、どこを削る?何を変更する?という減額調整をおこないました。こんな家にしたいなぁという理想を詰め込んだプランなので、何を削るのか・変更するのかで住み心地が変わってきます。ここは慎重に考えなければいけませんよ!
どうやって予算内におさめたのかは次回詳しくお話しますが、ざっくり言うと、つける予定だった機能を削ったり、お手頃な素材に変更したり…。そうすると、それに必要な建材費用がカットされるだけではなく、取り付けるための工事費用もカットされるので、見積もり金額が思った以上に下がります。ここで一旦、A社・B社に減額調整した内容で再度見積もりを出してもらいました。
そして、減額見積もりの結果は…A社・B社ほぼ同額!
初回の見積もりでは50万円以上の差があったのに〜!!
見積もりの内容をよーく見ていくと、工務店によってこんなに違うんだ…! と驚くほどに、工事内容によって金額に差があります。タイル工事や金属工事はA社の方が20万円以上高かったり、逆に木工造作工事はB社の方が30万円以上高かったり。
今回は、カットした内容がちょうどA社で見積もり金額が大きい部分だったようです。
どちらも信頼できる工務店、見積もりの金額もほぼ一緒。じゃあ、どっちにすれば!?となりそうですが、最終的にはDIYに協力的なA社に決定!
こっぺ家は、塗装をほぼDIYで頑張ろう!と決めていました。節約のためにという理由もありますが、せっかくリノベーションするなら自分も参加したいなーと思っていたのと、将来的に塗装が剥げてしまった時など、少しのことなら自分で直せるように経験しておきたかったのです。
A社はスタッフの誰かが常駐するスタイルなので、DIY中にわからないことがあればその場で質問できるというメリットがありました。(もちろん作業の邪魔をしない程度にササっと聞いていたつもり。笑)
こっぺ家はローン減税と保育園の転園の関係で工事期間を延ばせなかったので、間に合わせるために必死!!工事期間のラスト1か月くらいは、工務店のみなさんと一緒に戦っている感さえありました。なので、こっぺ家には距離感の近いA社が合っていたなーと思います。
今回のお話の途中で出てきた「減額調整」。設計プランからなにかを削るか変更しなければいけないなんて…! と思っていましたが、ひとつひとつ確認していくと、意外とこれはいらないね、というものが出てくるものです。次回は減額調整の詳しい内容をお話します。
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