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床暖とフローリングに悩む

# DIY # エコデコ # オイル塗り # スケルトン # スタッフ自宅リノベーション # フローリング選び # リノベーション # リノベーション現場 # 床暖

床暖とフローリングに悩む

こんにちは、okanoです。現場の作業はお盆明けから進んでおりますが、工務店も他の現場との調整があって職人さん(大工さん)がなかなか現場に来れないため、作業は比較的ゆっくりになっています。

今は大工さん1人で作業中ですが、別の現場が終わったら大工さん3人で巻き返す!と言っているので、これからに期待ですし、今月後半から予定している塗装のDIY作業は予定通りできると思いますが、やや不安。ただ、そのおかげで現場確認後の調整や変更に比較的長めの猶予をもらっているので、どちらかと言えばラッキーなのか…?

そんな状況です。さて、今日は床の仕上げに関してです。

我が家の床は、水廻りだけPタイルにしていますが、基本フローリングなので、どんな材種を使用するかは悩みどころ。そして、リノベで全面改装するなら床暖も入れたい!という思惑もあって、計画の途中で急遽「床暖」を採用し、フローリングは「床暖対応品」の中から選ぼうとしておりました。(解体進んでいるのに、まだ決めていないとは、、工務店さんごめんなさい。と思いつつ検討中)

床暖に悩む

まず、床暖房には熱源の選択肢として3種類あります。

  • 電気式床暖房(電気ヒーターを床下に設置する)
  • ガス温水式床暖房(給湯器でお湯を作り、それを床下に循環させる)
  • ヒートポンプ式床暖房(エアコンと同じく、室外機で熱交換をする)
  • それぞれ特色があり、電気式はガス温水式に比べてランニングコストが高い。というのは皆さんご存じだと思います。 ただ、EcoDecoでリノベ設計していても、意外と「ヒートポンプ式」の床暖房を知らない方が多いですね。

    「ヒートポンプ式」は「ガス温水式」に比べて、ライニングコストが安く、CO2の排出量も少ないのが特徴。ただし、導入するためのイニシャルコストは「ガス温水式」よりも若干高めですし、床暖用の室外機を設置しないといけない。というマイナス面もあります。(なので新築マンションでも床暖と言えばガス温水式が採用されているのだろうな、、と勝手に思っています)

    >>参考(ガス温水式床暖房/リンナイ)
    >>参考(ヒートポンプ式床暖房/ダイキン)

    我が家の場合は、今の給湯器を既存利用する予定でしたし、ランニングが安いという点から、ヒートポンプ式の床暖房を考えていました。ただ、工務店に金額を確認すると、床暖を追加することで約70〜80万くらいの差額が出る(増額になる)とのこと。

    70万程度の出費でこれから快適な環境が実現できるならアリだな、と考えていたのですが、床暖対応フローリングの場合はラグなどが敷けないという問題点もあり、費用(増額)と見た目(生活)の両面から妻に相談。

    トラブルにならないよう、フローリングメーカーの注意書きにはちゃんと明記されています。妻としては冬時期はラグを敷きたい。そして、床暖は良さそうだけど、どのくらいの費用対効果があるのかいまいちピンときていない様子。(確かに、床暖を経験した事がない人にとっては、その温かさは分かりづらいですよね。そして、考えている時期が夏だから尚更ピンとこないし)

    なので、
    どのくらい床でゴロゴロするのか?
    リビングにソファ置いたらどのくらい床が見えるのか?
    と、新しい間取りでの暮らしイメージしながら2人で悶々としていたところ、
    「床暖よりも二重サッシにした方がいいのでは、、!?」という、思いもよらない展開に。

    たしかに、、それは一理ある。 だって、我が家のリビングダイニングは、ガッツリ窓なんです。

    冬の快適な暮らしにはやっぱり床暖でしょう〜!という思い込みにより、窓のことが見えておらず。(毎日暑いから窓からくる冷気の事を忘れてしまっていた、、)冷静に考えたら、まずは断熱だよね!という結果に二人して納得。

    急に床暖熱が冷めてしまいました。(冷静な判断や、客観的な視点は何事にも必要不可欠ですね。)

    フローリングに悩む

    床暖検討が急になくなったので、今度はフローリング選びを検討することになりましたが、樹種は「オーク材」と決まっていたのでフローリング選びは過去の経験から半自動的に決まりました。 今回採用したのは、ニッシンイクスの「複合オーク190幅」です。

    これを選んだポイントは、
    幅広/コスパが良い/長い
    この3点です!

    190mm幅の中では安いフローリングですが、節の入り方も丁度良い程度で、フローリング1枚の長さが1900mmあるため、貼った時の縦方向の継ぎ目ピッチが細かくならず、スッキリ見せられる。という点でオススメです。
    ※このメーカーで似たようなフローリングとして「三層オーク150幅」という商品がありますが、こっちは床暖対応品なので節が無いアイテムです。

    同じオーク材のフローリングでも、幅や節の入り具合で雰囲気が全然違ってくるのですが、打合せで使用するサンプル程度ではその違いが分かりづらいです。 なので、ちゃんと選びたい!という方はフローリングのショールームに行って実物を確認されることをオススメします。

    フローリングの仕上げをどうするか?

    さて、我が家のフローリングは材料選びは悩みませんでしたが、その仕上げには悩みました。仕上げは「オイル仕上げ」に決めたのですが、クリアのオイルを塗ったサンプルを妻が見て、「色が濃い!」と。仰る通り、オイルを塗ると濡れたような感じになって無塗装状態よりも濃くなりますし、木目もハッキリします。それがちょっと(ちょっと?)気に入らなかったみたいで、それには私も賛成。

    収納の棚や扉などもオークにしているのですが、それらは「ウレタン塗装クリア仕上げ」なので、どちらも「クリア」にすると似たような感じになってしまいます。 床と扉が全く同じになると、ややノッペリしてしまうので、少しメリハリを付けるためにも床は無塗装に近い感じにしたいと考えました。 ※クリアオイルだと色が濃くなるので、無塗装に似た色味にするためには、白系のオイルを塗るのがよいです!

    どのオイルが良いか?

    それはもう、サンプル作ってみないと判断できません…。床のオイル塗りもDIYで行う予定だったので、メーカーにサンプル製作を依頼するのではなく、無塗装品に自分でオイルを塗って実験です!

    <まずは無塗装のフローリングに4種類のオイルを塗ってみます!>

    ※染み込むまでこの状態で10分ほど放置
    ※左上:ピュア(クリア)、右上:ホワイト、左下:ナチュラル、右下:スモーク

    <表面のオイルをふき取って完成>

    ※オイル塗りはムラにならないから簡単です!

    ※同じオークですが、このくらい違いがでます。

    これを妻に見せて意見を伺うと、「どれもちょっと違う。もう一声!!」と。「右側の仕上がりは白感が強いからナシだね、ピュアとナチュラルの中間くらいが良いのでは?」ということで、更に実験再開。

    <ピュアを塗ったサンプルにナチュラルを上塗りしてみた>

    良い感じ!
    この感じ(ナチュラルさ)でいこう!となりました。

    メーカーからはNGがきました

    実験用にもらった無塗装サンプルが足りなかったので、「ピュア&ナチュラル」のオイル塗りは重ね塗りで行ったのですが、その事をメーカー担当者に伝えると「オススメしていない」という回答が…。 ※2種類のオイルを混ぜ合わせて、調合したオイルを塗るのが基本とのこと。

    簡単に説明すると、重ね塗りの場合、1回目のピュアがしっかりフローリングの中まで浸透していて、2回目のナチュラルは表面に付いているだけ。という状態らしいので、長期的にみたら混ぜて塗る方が良いらしいです。

    追加で無塗装のフローリングサンプルをもらって、ミックスオイルで再実験してみたのですが、なんかしっくりこないんですよね。 希望の色味が分かったのですが、ナチュラルを何パーセント混ぜればそれが実現するのか分からず。 (5%〜7%くらいではないか?と予想しているのですが、、) ここまできたらその時の勢いに任せて運頼みでやってみようと思います!!

    okano


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