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こんにちはokanoです。DIY塗装の全体像(必要日数や費用のコト)を前回のブログで説明したので、今回からはもう少し具体的にDIY塗装の流れやコツを紹介したいと思います。
※実際のDIY作業の際に参考になるように画像多めです
塗装作業を行うにあたって、まず行うことは掃除と養生です。この作業を行う時には、既に床のフローリングが貼り終わっていたり、窓枠が付いていたりしますので、それが汚れないようにカバーする必要があります。なので、塗装しない部分は養生テープやマスカーを貼っていく作業からスタート。
そして、ゴミやホコリがあると、この養生が上手にできないので、掃除もしながら養生をしていきます。
※とにかくこまめに掃除をすること。これ重要!
何事も下準備が重要といいますが、塗装も然り!!養生が終わったら、作業開始となりますが、パテ作業は塗装作業で一番重要な作業です。 そして、塗装作業の中で一番時間と労力が必要となる作業でもあります。
また、パテ作業は、1回目の「下パテ」と2回目の「上パテ」の2回行いますが、
と、目的が異なります。この違いを意識しながら作業をすると良いかもしれません。
※下パテは土台造りなので、クロス仕上げの場合でも行いますが、上パテは塗装用の化粧なのでクロス仕上げでは行いません。
〜主な目的〜
このようにボードはカットしながらビスで貼られているので、塗装した時に、この継ぎ目やビスが見えないようにパテで埋めていきます。 基本的には、継ぎ目に寒冷紗(メッシュ状のファイバーテープ)を貼ってからパテをしますが、隙間が大きいときには、1度パテを入れてから、寒冷紗を貼った方が奥までパテが入れられると思います。
▷隙間が広い場合は、「寒冷紗」の前に1度下パテを入れるとよいです
▷ドア開口など、壁の「カド」には樹脂製のコーナー材を貼って保護していきます
石膏ボードはポロポロ欠けやすいので、カドは欠けないよう保護する必要があり、2.5mくらいのコーナー材を必要な長さにカットして貼っていきます。 また、カドとカドが交わる部分は、このコーナー材をナナメにカットして貼ります。
▷コーナー材の端部をパテするので、ボードの継ぎ目と同じように寒冷紗(メッシュ状のファイバーテープ)を貼る
▷寒冷紗が埋まるくらいパテをする。
▷下パテ1回で埋まらない場合は、下パテを2回行うとよいです
ボードの継ぎ目とビス頭を下パテで埋めた状態。壁も天井も行います
▷躯体に直接塗装する場合、そのままでは気になる部分にも下パテをすると隠せます
この作業は上パテ材よりも下パテ材の方が適していると思います。梁だけでなく、躯体壁のデコボコが激しい場合、下パテで穏やかにすることも。
DIY作業ですから、楽しむことも重要です。休みの日に家族で一緒に作業するのもDIY塗装の醍醐味ですね。
下パテ塗りが終わったら、次は「ヤスリ掛け」です!
〜主な目的〜
▷下パテは硬いので、荒めの紙やすり(#100くらい)がよいです
▷ドア開口など、壁の「カド」には樹脂製のコーナー材を貼って保護していきます
手で触って、境目が感じられなくなるとベスト!ヤスリ掛けをして、寒冷紗が浮き出てこないように注意!!
▷なるべくヤスリ掛けをしなくて済むように、パテ作業を丁寧に行っておくのがベスト
急いで雑にパテをして、ヤスリに時間がかかるより、時間をかけてキレイにパテをして、ヤスリが最小限になった方が絶対にラクです!!
この作業が塗装DIYの中では一番大変で、かつ、一番時間のかかる作業です。 ただ、この作業がちゃんとできていないと、その上に行う「上パテ」や「塗装」がダメダメになってしまうので、一番重要だとも言える作業です!つまり、ここが一番の頑張りどころでもあります! そして、この土台造り(下パテ)が終わったら、次は塗装するために下地を整える作業(上パテ)です。
okano
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