こんにちはokanoです。引っ越し直前には、床フローリングのオイル塗りをDIYで行いましたが、その他にも「TVの壁掛け設置」もDIYで行いました。
※壁掛用の金具取り付けは工務店に依頼、そこにTVを設置することをDIYで行ったので、気持ちだけDIYですね。
他のプロジェクトでもTVを壁掛けにすることがよくありますが、「ウチのTVが壁掛けにできるの?」とか、「壁掛け用のTVってどこで買うの?」と、たまに聞かれるコトがあります。
壁掛用のTVを新たに買う必要はないです!
今使っているTVが壁掛けになります!!
今お持ちのTVを壁掛けにできるので、壁掛け設置にしたい方は是非リノベの際にチャレンジしてみて下さい!さて、今回のポイントは2つ!
我が家のTVはPanasonic製ですが、他のメーカー品のTVも含め、最近のTVは「首振り」ができないです。昔は容易に向きを変えることができたのに、今のTVはできないものがほとんど。ソファの配置検討をして、我が家ではTVの真正面にソファを置かないつもりだったので、状況に応じて人の座っている向きにTVを動かしたい!そんな希望がありました。
TVを台に置くよりもスッキリさせることができますが、問題は配線です。TVだけで完結すればよいのですが、レコーダーやNintendo Switchなどがあると、TVと周辺機器をつなぐコード処理を気にしないと残念なことになってしまいます。機器のコードレス化も進んでいますし、サブスク形式などネット配信の番組も普及しているので、今後どのようにTV周りが進化していくか楽しみでもありますが、今現時点では、コードがゴチャゴチャすることに少し怒りを覚えてしまいます。
我が家のTVは、Panasonicの「TH-49DX750」という型番でした。(型番はTVの背面などに書いてあります)
>>メーカーサイト(TH-49DX750)
メーカーサイトには「別売品」として、TVの壁掛け金具の情報が載っていたり、組み立て方の資料がダウンロードできたりします。
<仕様書や取扱説明書などをチェック>
我が家の場合、メーカーが出している壁掛け金具は「TY-WK4L2R」ですが、この金具は「自由に首振りができないタイプ」でした。このTVで使用できるメーカー正規品はこれだけなので、んー残念。ならば、首振り機能獲得のために、メーカー品ではないアイテムを使用することにします!
>>https://kabekaketv-shop.com/
選んだのはこちら!TVのメーカーや型番を入力したら、使用可能な候補がいくつか出てきます。今回は価格や性能など、自分が適正だと思うグレードの商品を選びました。
TVを壁に固定する訳ですから、一度取り付けると簡単には位置の変更はできません。 ですので、高さをどうするか?は悩むところです。
<図面で確認> ソファは今のソフをそのまま使用する予定なので、座った時のおよその「目線の高さ」は測ることが可能。 また、台に置いて使用しているTVの高さを測ることで、今の高さ関係も分かります。 ここから、我が家のTVを設置する高さを検討しました!
検討していた頃のTVの高さ:床から870mmの高さがTVの中心
ソファに座った時の目の高さ:私が920mm、妻は900〜1000mm
妻の時だけ、「だら〜っと座った時」と「シャキッと座った時」を測りましたが、10cmくらい高さが変わります。 座る姿勢で目の高さは変わるため、あまり気にしすぎると何も決められなくなってしまいますが、TV画面に向ける目線は「水平」や「上向き」よりも、やや「下向き」の方が疲れません。
また、TVの下には固定棚を設ける予定だったので、TVと棚の隙間が詰まりすぎないかどうかも気になります。いろいろ考え始めるとキリがないので、押さえるべきポイントを押さえたら、あとは妻の意見も聞きながら、半分勢いで決めました!
<引っ越し前日に先にTVだけ持ち込む> 引っ越し当日だと、ドタバタしてそれどころではないし、作業できるスペースも狭くなってしまうので、前日に仮住まいから持ち込んで先に取付作業を行いました。 ※1日だけはTVが見られなくなるので、事前に家族の同意を得ておきましょう!(勝手にやると、怒られるかもしれません)
<TVの脚を外す> 画面が傷つかないように毛布(現場では“当てもの”と言います)を敷いて作業します。脚の外し方はTVの説明書などに書いてあるので事前チェックしておきますが、ビス2本くらいで簡単に取れちゃいます。
<設置は簡単> 壁に取り付けた金具と、TVの背中側に取り付けた金具を、引っ掛けるだけ。 簡単ですが、このくらいのサイズだと1人で行うのはちょっとムリだと思うので、2人で作業をしましょう。 (小さいサイズなら1人でもできそうですが、安全のためにも作業は二人以上で!)
<完成!>初めての作業でしたが、1時間くらいで終わりましたー。
TVを「壁掛け」にする場合、注意しないといけないことは、壁がTVの荷重に耐えられるかどうか?ということ。首振り機能がある場合、動かす時にはTVの重さ以上の負荷がかかることも考えられるので、耐荷重には十分配慮する必要があります。
クロス仕上げや塗装仕上げなど、表面の仕上げに関係なく、基本的に壁は「石膏ボード」です。 この石膏ボードはビスや釘が打てない(スカスカなのですぐに抜けちゃいます、、)ため、TVを壁掛けにする場合には、ちゃんと工務店に指示をして、TVが壁掛けにできるよう(TVの荷重に耐えられるよう)対処してもらう必要があります。
なので、TVを壁掛けにするのであれば、リノベーションの工事の時に行うのがよいです。 そうすれば、耐荷重が十分満たされた壁に仕上げることができますから!
=配線処理にも気をつかって=
さらに、リノベならばTVの配線処理にも気をつかいところ!せっかく壁掛けにするのであれば、TVやレコーダーなどのゴチャゴチャした配線は見せたくないです。ですので、TVを壁掛けにするなら、配線は「隠蔽処理」ができるように工事するのがベストです。
我が家のリノベでは、TVの下に天板(固定棚)があり、その下のスペースにレコーダーなどを収納する計画でした。ですので、TVの後ろから天板下までをつなぐ「トンネル」を壁の中に設けてもらい、配線処理を行いました。
※壁の中は空洞なので、上下2箇所に配線穴を設けるだけです。
配線が隠せたので、TV周りはスッキリです!
いろいろな検討とDIYのがんばりによって、こうして我が家のTVは壁掛けになりました。家具は動かせる!という信念のもと、ソファの位置は状況に応じて変えるつもりですが、TVもそれに合わせて向きを変えることができるのは本当に良かったです。
また、引っ越ししてからずっと「壁側配置(壁を背にソファ)」だったのですが、緊急事態宣言で家族みんながずーっとリビングにいる状況になってからは「中央配置(ソファが中央)」になっています。
<緊急事態宣言中の我が家>
勉強以外の時間は、TVでYouTubeを見たり、Nintendo Switchをしたりしているので、基本的にはリビングエリアが彼の居場所になってます。そして、TV前のスペースは彼の陣地になっているため、YouTubeを見終わって、Nintendo switchしているのにTVの視聴権は親に譲ってくれない、そんな状況です。
ただ、ソファに座っている彼の背後からTVを奪還しようとしてもダメなのですが、彼の陣地に入り込み、横断しない状況になるとTVを譲ってくれることもあり。そんな時も首振り機能のありがたみを噛みしめている今日この頃です。
<状況に応じて、家具もTVも植物も動きます!>
独占されないように「ソファ壁側配置」にした面もあるのですが、エリアを明確に区切っておかないと、仕事スペース(ダイニング側)も彼に侵食されてしまうので…。家族3人ずーっと一緒の空間にいるので、各自がストレスなく過ごせる居場所作りにも一役買ってます!!
okano
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