ファミリー/71〜80㎡
買い集めてきた好きな家具や雑貨に合わせて、ラフで味わいのある空間にリノベーション。U様が暮らしながら育て続けている家は雑多だけどまとまりのある空間に育っていました。U様にとってリノベーションは自分らしい暮らしのベストソリューションでした。
オフィスに初めて伺ったときにいろいろ話を聞かせてもらえたし、その場で物件もいくつか紹介してもらえて、「プロ」っていう感じがすごくしたのを覚えています。スピード感があったので動きやすかったです。それにローンについての不安もあったのでワンストップでいろいろサポートしてもらえるところも魅力的でした。
——U様は住宅取得を検討され始めた当初から、中古マンションをリノベーションしたいとお考えだったのですか?
U様:リノベーションという言葉自体は4年くらい前から知っていたのですが、購入を考えた当初は、戸建てやデザインを売りにしているマンションなどを検討していましたね。でも保育園の関係でエリアをある程度限定していたこともあって、実際に自分達で探し始めると予算と合わない状況でした。それに物件を購入するだけで予算を使い切ってしまう事に不安もあったので、中古マンションのリノベーションが視野に入ってきた感じです。その時は他のリノベーション会社にも行きましたね。
——そうなんですね。他のリノベーション会社にも行かれた上でEcoDeco(エコデコ)を選んで頂いた理由は何だったのでしょうか?
U様:EcoDeco(エコデコ)は雑誌で知っていて、事例も素敵だったのでずっと気になっていたんです。それで話を聞きたくて当時の目黒のオフィスに伺ったのですが、初めて伺ったときにいろいろ話を聞かせてもらえたし、その場で物件もいくつか紹介してもらえて、「プロ」っていう感じがすごくしたのを覚えています。スピード感があったので動きやすかったです。それにローンについての不安もあったのでワンストップでいろいろサポートしてもらえるところも魅力的でした。
——EcoDeco(エコデコ)ではリノベーションコーディネーターが物件探しから住宅ローンの事まで幅広くサポートしていますので、トータルなお話しができたところにリノベーションのプロと感じてもらえたのでしょうね。物件探しの方は順調でしたか?
U様:実は紹介してもらった物件の他にも自分達で探していました。それはもう市場調査のような感覚で(笑)。エリアを限定していたので、そこで僕たちが選択できるベストな答えを見つけたくて30件くらい内見しましたね。毎週2、3件は見に行ってました(笑)。初めの頃は広さの感覚もなかったのですが、終盤は段々と感覚がつかめてきて、その頃にEcoDeco(エコデコ)からこの物件を紹介してもらったんです。マンション全体の雰囲気と周りの環境が決め手だったと思います。分譲時のデベロッパーもしっかりしていたし、管理状況も良好できれいだった。それに日当たりも良くてとても気持ちが良い印象でした。
——さすがですね。多くの物件を内見された上で納得して購入を決められたんですね。たしかにここは多摩川にも歩いて行けますし、緑も多くて気持ち良い環境ですね。
U様:週末は子供を連れて河川敷を散歩したりしてますよ!すごく気持ちがいいです!
——物件が決まって設計の段階になって、初回の設計士との顔合わせの際にはご自身で作成されたイメージなどの概要書をお持ち頂きましたね。はやり、リノベーションに対するイメージは初めからおありだったのでしょうか?
U様:物件探しの頃はまだ建物自体を重視していたので、リノベーションで目指すイメージはまだなかったですね。設計が始まるくらいのタイミングで、夫婦で話合ってイメージをすり合わせました。家族でブレストしてイメージをまとめましたが、感覚は似ているけどそれぞれ気になるポイントが違ったりして、まとめきれませんでした。そのような曖昧な状態で初回の設計士との顔合わせに挑んだのですが、設計士の岡野さんが僕たちのアバウトなイメージを受け止めてくれて、明確にしてくれた!という感じです。 僕たちのイメージを見て、ACE HOTELの事例を見せて頂いたり、「ラフ」というキーワードを見つけてくれたり、分かってもらえている感じがとてもよかったです。
——ありがとうございます。ご夫婦でイメージを共有されていて、ご提案したものに対してYES/NOの判断ができるベースを作られていたからこそ、EcoDeco(エコデコ)としても、このプロジェクトの方向性をご提案しやすかったです。それにU様にはご自身でプロジェクトリーダーのような立ち回りをして頂いたので、初回から一緒にこのプロジェクトを成功させるチーム編成ができたような気がします。進め方のルールみたいな事も始めに取り決めましたね。
U様:図々しくてすみません(笑)
——いえいえ、モヤモヤされたまま進めるのはよくないと思いますし、とても自然な事だと思います。
U様:物件探しや住宅ローンもそうですが、知らない事で損していないかという不安感もあって気になることは全て質問させていただきました。それに対して岡野さんは全て答えてもらえたのでとても安心感がありましたね。設計士のイメージってデザインを押しつけてこられるようなイメージだったのですが、岡野さんには、ちゃんとこちらの要望をくみ取ってもらえて、とてもやりやすかったです。僕たちのイメージがあってそれをきれいに具現化してくれるような感じでしょうか。それに予算的に設備の交換は難しいかと思っていたのですが、最終的にトイレもお風呂も新調できたのは岡野さんが上手くコントロールしてくれたお陰ですね。とても感謝しています。
——ありがとうございます。でも、全てを受け止めるだけでなく、ダメな時はちゃんとダメって言いますよ(笑)。U様の場合、初めの打合せでイメージをしっかり共有させて頂けましたし、その共有したイメージからずれることがなかったのでスムーズな打合せだったと思います。予算に関しても、施工業者に見積もり依頼したタイミングで岡野の方から予算計画を提出し、ご要望の内容では予算オーバーするであろうとU様に事前にお伝えしていたので、見積もりが出てきた時の混乱はなかったかと思います。その結果、スケジュールが延びることなくU様と一緒にコストコントロールができたように思いますね。
——お部屋で気に入っているところなどはありますか。
U様:全体がつながっている感じにしたいと思ったので、ドアがなく玄関からリビングまでオープンにつながっている感じは、とても気持ちがよくて気に入っています。子供が走り回れるし!他にはキッチンの段差は、ちょっと座って話をするときにとても重宝しています。
——段差はキッチンの位置を変更する為の配管スペースとして必要だったのですが、ちょっと座る場所になっているんですね!
U様:そうなんです。家族の井戸端会議のような場所になってます。それに子供もこの段差でよく遊んでいますよ!
——家具のレイアウトがお伺いする前に見せていただいたレイアウトと違いますね!?
U様:造作の家具を作らなかったので、気分で模様替えを頻繁にしているんですよ。
——そうなんですね!夏と冬で一番気持ちいい場所って違うからその都度レイアウトを変えるのも良いですね!部屋の中でノマド的な暮らしをしている感じでしょうか?それに家具の雰囲気が部屋にとても合ってますね。
U様:ノマド的な暮らし!そんな感じです!実は完成後の引越に合わせて購入した家具はないんです。目黒通りにお気に入りの家具屋があって、気に入った家具を買い集めていたので部屋のテイストを家具に合わせた感じです。
——確かに初回の設計士との顔合わせの際にも家具やカーテンの写真をいくつか見せて頂きましたね。お部屋と家具の印象が合っていますし、見せる収納でお部屋をコーディネートされているのでU様らしい雰囲気がすごく出ていますね。テーブルもかっこいい!!
——今回のリノベーションではU様ご自身が夏休みを利用して壁の塗装をされていますがどうでしたか?
U様:塗料メーカーに相談に行って、アドバイスをもらいながら自分で塗ったのはとても楽しかったです。夏で暑かったけれど、壁を塗りながら次に塗るキッチンの色を考えたりと、一度に全て決めるのではなく、作りながら夫婦で吟味して作り上げた感がありますね。自分で塗ったからこれからも気分が変わったら塗り直せるし。実はエントランスの壁は引っ越した後に塗ったんです。子供が寝た後にこっそりと(笑)
——さすがですね!ファッションコーディネートのように全体のバランスをみて自分好みのテイストにされたんですね。リビングの壁は、当初お持ち頂いた古いホテルのロビーのように2色塗り分けされていますが、家具とのバランスもよいですね。
U様:そうですね。服のコーディネートに近い感覚だと思います。「今の年齢だからできるリノベだね」と友人から言われたこともありますよ。今しかできない配色かもしれませんが、10年後は10年後の感覚でまた塗り直せばいいかな、と気軽に考えています。
——自由に家具のレイアウトを替えて、気分が変わったら壁の色を変えればいいという考え方は、暮らしながらリノベーションが続いているような感じなのでしょうね。リノベーションというライフスタイルがU様にとってベストな選択肢だったのですね。U様ご自身で手を加え続ける感じはまさしく家を育てるという感覚。暮らしそのものを楽しんでいらっしゃるように感じられてとても嬉しいです(笑)
U様:本当に毎日楽しいです。暮らしやすい空間で、自分たちの好きなものに囲まれて暮らすって、こんなにも人生を豊かにしてくれるんだなぁと、こうやって話をしていると改めて感じますね!リノベーションは新築を買うよりも労力が必要で大変だけど、物作りが好きなのですごく楽しかったです。できればあと2、3回はやってみたい!老後のリノベもしてみたいな!
——老後リノベ!いいですね。その時もぜひEcoDeco(エコデコ)がご協力させて頂きます!
——リノベーションに対するご友人からの反響はいかがでしたか?
U様:友達が来た時は驚いてました。僕たちにとってリノベーションは身近な感覚だったけど、知らない友人は多いです。インテリアは好きだけど内装まで手を出そうと思ってなくて、ちょっと残念。もっとリノベーションの良さを知ってもらいたいですね。
——そうですね。専門誌以外でもリノベーションが取り上げられるようになりましたが、まだまだ浸透していないのが本当に残念です。U様はご自身のブログでもリノベーションの事を書かれているので、これからも普及活動をお願いします!本日はどうもありがとうございました。これからもお子様の成長と共にお部屋を育てていって下さいね。
日々是愉快リノベーションブログ|インタビューの中に出てきたU様のリノベーション経験を綴ったブログ。「お家探しの旅」がとっても細かく書かれていて、これからリノベーションをする方、住まい探しをしようかなという方にとても参考になると思います。人柄まで伝わってくるブログです。
外光が気持ち良い緑豊かな環境で、自分らしく暮らしたいというご要望だったU様。 当初お持ち頂いたイメージからご提案したのは、時間をかけて成長する植物のように、時間をかけて作り上げていく暮らし方でした。 建物は壁式構造で水廻りのレイアウト変更が難しく、設備面の物理的な制限があるなかでU様の暮らしに合ったリノベーションは余分なものを作らず、施主が自由に発想できる空間作りを心がけました。寝室の扉以外は閉ざすものがなく、オープンな空間のため、床の素材を使い分けることで単調にならない設計としています。引き渡し後にU様からのメールで「建築というソリューションで具現化するコンサルのようだ」と表現してもらえたことがありましたが、リノベーションの設計をしていく上でその人にとってベストな設計を提案できたんだと感じられた瞬間でした。あの言葉は本当に嬉しかったです。
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