ファミリー/61〜70㎡
お気に入りの雑貨を飾ることができ、親子3人がこれからを快適に暮らせる住まいを求めて、築25年の中古マンションをリノベーションしたM様ファミリー。購入のきっかけは「子どもの今後の成長」でありながら子ども部屋のない間取りにした訳や、お気に入りの雑貨を飾って楽しむための工夫、広々としたコの字型キッチンへのこだわり。飾られたオブジェや器が白い壁に映える雑貨店のようなリビングでコーディネートを担当した岡野と共にお話を伺いました。
▷レコードや雑貨がお店のようにディスプレイされたご主人の部屋。シェルフは棚板にボルトを通してナットで留めています
—— ご主人のお部屋やリビングにはたくさんの雑貨が飾られていますね。
ご主人:好きな物たちを飾って楽しめる家にしたいと思ってました。参考にするためにいろんなお店のディスプレイ棚をリサーチして、いいなと思う棚があったので、僕の部屋の棚はそのイメージを伝えて設計担当の方にデザインしてもらいました。
奥様:家づくり中、参考に見ていた事例は、住宅よりもお店が多かったかも。リビングの壁に取り付けた白い棚も、大阪の「hayashi shoten(HS)」というお店の棚を参考に作ってもらいました。前に住んでいた賃貸の家でも、こういう棚を自分で作って雑貨を飾っていました。並んでいるのは、ほとんど夫の収集品ですね。一番下は子どものコレクションスペース。自分で描いた絵やお気に入りのおもちゃをたくさん飾っています。
▷リビングに取り付けた奥行きの浅い棚は、家族のお気に入りの雑貨を飾る場所
▷寝室の壁面につくったニッチ棚。取り壊せない構造壁の中にあった空洞を利用しています
ご主人:いろいろ集めるのが趣味なんです。レコードや本、岡本太郎のグッズや、オブジェも好きで、買い集めています。
奥様:私が収集するのは実用的なもの。カゴや入れ物系が多いですね。キッチンに取り付けてもらった器の飾り棚が気に入っています。蒸篭も通気がいいところに出して収納しておきたいので、飾りながらしまっています。
—— 寝室の小さなニッチ棚も素敵です。
奥様:解体を進めていったら壁にニッチを作れるスペースが出てきて、EcoDecoさんが提案してくれました。もうひと回り大きく作れるスペースがあったんですが、壁面のアクセントになるくらいが良いなと思って、あえて控えめなサイズにしてもらいました。
▷リビングの壁はふかし壁にして、上部を小物を飾れるスペースに。置ける場所が決まっているので、たくさん飾っても整った印象に
—— リビングは、壁の上の方にも物が飾れるスペースがありますね。
ご主人:これは設計担当の方が提案してくれたことでした。ふかし壁にしたら、もっと物が飾れますよって。
奥様:前に住んでいた家で、カーテンレールの上にも物を飾ったりしていたんです。EcoDecoさんはそういうところを見てくれていて、私たちにはこうした遊びのあるデザインが合っていると思って薦めてくれたんだと思います。ふかし壁の上に飾った女性のシルエットのワイヤーアートは、図面の段階からあの位置に配置されていて、取り付けも工務店さんがやってくれました。
—— 飾れるところがたくさんありますが、壁面に余白があるので、飾った雑貨がすごく映えています。
奥様:リビングのデスクスペース側にも棚を付けようか、という話も出たのですが、そこにも造り付けの棚をつけてしまうと、デスクの位置を変えたり、子どものスペースをそこにつくりたいとなった時に、空間の使い方が制限されてしまってもったいないなと思って、つけませんでした。物を飾れる場所は欲しかったけど、空間の自由度もなるべく残したかったんです。
▷購入したのは、当時で築25年のマンション。低層階ですが、バルコニーの向こうは駐車場で、光が燦々と入ってきます
—— 住宅購入の方法に、中古マンションリノベーションを選んだ理由はなんだったのですか?
ご主人:数年前にも一度、中古マンションリノベーションを考えたことがあったんです。その時は資金面の用意もしっかりしていなかったので、「中古マンションリノベってどんな感じなんだろう」という感じで、中古物件を見に行ったり、リノベ済み物件を見学したりしました。
奥様:夫婦共に実家がマンションで戸建てに住んだ経験がなくて、戸建てという選択肢は最初から考えていませんでした。新築マンションも「いいところがあれば」と思ったけれど、予算的に買える物件はあまりなさそうだなと思って。
ご主人:あと、新築マンションは設備が最新なのは魅力的ですけど、部屋の内装の雰囲気があまり好みじゃない物件ばかりで、それもあって具体的には検討しませんでした。
奥様:そのあと子どもが産まれて、前に住んでいた賃貸の部屋が親子3人で暮らしていくには手狭だね、となって、中古マンションリノベーションに本格的に動き始めました。
▷ご主人はフリーランスのSEで、奥様は企業勤めのデザイナー。お子さんは現在4歳で、両親の影響ですでにコレクターの萌しが感じられるそう
—— EcoDecoを選んだ理由は?
ご主人:リノベーションに臨むにあたって勉強しようと思って、リノベーション関連の本をたくさん読んだんです。その中に、EcoDecoの谷島さんが書いた「中古を買ってリノベーション」もあったんです。金額のことやスケジュールのことなど具体的に説明されていて、イメージしやすかったのが良かった。あと、自分達がイメージしている空間をつくってくれそうだなと思ったことも大きいです。
奥様:EcoDecoさんが手がける家は、良い意味でカラーが強くないというか、いろんなテイストの家があって。お客さんごとのカラーに合わせた家をつくっているという印象があって、そこに惹かれました。
▷玄関を入ると、ご主人のコレクションが飾られたシェルフが出迎えます。背面は有孔ボードを貼ってフックで物を収納できる仕様に
—— 物件探しはどのように進めたのですか?
奥様:EcoDecoさんにもお願いしつつ、自分達でも探しました。以前も杉並区に住んでいて、同じ区内で探しました。夫婦共に関西出身なこともあり、土地勘がないところよりも住み慣れた地域のほうが子育てがしやすいと思ったんです。あと、違う自治体に引っ越すといちから保育園探しをしなければならないので、それを避けたかったことも理由のひとつでした。
ご主人:この部屋は、僕らがネットで見つけた物件でした。前の住人の方がまだ居住中で、リフォームをしていないせいか価格も手頃でした。
—— リノベーション前提の人には好条件な物件だったのですね。「居住中」の物件は、前住人の生活感が気になって抵抗を覚える方もいるようですが、Mさんはどうでしたか?
ご主人:全部リノベーションで新しくするつもりでいたので、気にならなかったですね。
奥様:事前にいろいろなリノベ物件を見学していたこともありますが、前に住んでいた賃貸も築50年以上の団地をリノベーションした物件だったんです。古い物件でもリノベーションすればこんなふうになるんだというのを実際に体験していたことも、大きかったかもしれないです。前の家も気に入ってはいたんです。でも、エレベーターがないとか、古いゆえの不便もあって。なので物件探しの際は、オートロックや宅配ボックスがあるかは気にしました。今時のマンションでは当たり前のスペックですけど、築古の物件になるとエレベーターなしとか、オートロックなしといった物件もあるので。
▷Mさんご家族と、M邸のリノベーションを担当したコーディネーターの岡野
—— こちらの物件は、修繕積立金がちょっと高めだったそうですが、その点はどうでしたか?
ご主人:たしかに高いなとは思いましたが、戸数が少ないマンションなのでしょうがないかなって。マンションの長期修繕計画をみたら、以前はすごく修繕積立金が安かったんです。そして、前回の大規模修繕を行った後に積立金の金額が上げられていて。このマンションの管理組合の理事長は輪番制で、入居したらちょうど僕らの部屋の番で、今、僕が理事長をやってるんです。そうしたら、予算はぎりぎりですがちゃんと維持管理をしていこうという組合の姿勢がわかったし、今後の大規模修繕もきちんと計画されているので、そこは良かったなと思っています。
▷既存の壁仕上げを剥がして出てきたコンクリートがきれいだったので、活かして躯体現しにした寝室。「コンクリートの印象が強いので、ここは木を使った家具を多めにしています」(奥様)
—— 大規模な間取り変更がしにくい壁式構造の家でもありますが、そこはネックになりませんでしたか?
ご主人:この物件を見つけた時に、「壁が動かせない」とか「回遊性の高い間取りにできない」ということはEcoDecoさんが教えてくれました。でも、間取りに個性がある家にしようとは思っていなかったので、やれる範囲で自分達の好きな雰囲気にできたらいいと思っていました。
—— リノベーションの際、間取りはどう考えていったんですか?
ご主人:LDKを広めに確保して、あとは寝室と、僕の所有物を収めるための部屋があればいいな、と。あとは内見の時に、洗面台がこのあたりにあったら良さそうだなとはイメージしていました。
奥様:洗面スペースを廊下に出したのは、使い勝手がすごく良いです。帰宅した時にスムーズに手を洗えます。ただ、洗面って生活感が出やすいスペースなので、人が来る時はちょっと気を遣います(笑)。
▷玄関からLDKへ続く廊下につくった洗面スペース。壁の照明はルイス・ポールセンの「AJ ウォール」で、本国から取り寄せたカラー
▷トイレは洗面スペースの向かいにあり、手洗いがすぐにできます。toolboxのワイヤーラックがインテリアのアクセントに
—— 「親子3人で暮らせる広さの家に住む」ことが住宅購入の動機でしたが、子ども部屋はつくらなかったのですね。
奥様:いつか必要な時期が来るだろうとは思っていますが、その時点で子どもがどのぐらい個人の物を持っているのか、子ども自身はどういう部屋で過ごしたいのか、そういうことがわからない段階ではつくらなくていいんじゃないかと思っていて。今、子どもがピアノを習いたいと言ってるんですけど、そうするとピアノをどこに置こうってなるじゃないですか。もしリビングの一角を子ども部屋として区切ってしまっていたら、こういうときに対応しにくくなってしまう。今はリビングにある私のワークスペースも動かしたり解体できる家具なので、子どもの成長に合わせて空間の使い方を都度都度変えていけたらいいのかなって思っています。「ここに部屋をつくりたい」とか本人の意向も出てくると思うので、必要な時がきたら一緒に考えられたら。
▷玄関横に設けた土間スペース。出窓のスペースを利用して、クリアボックスに入れた靴をディスプレイしながら収納
▷ご主人のデスクは、前の家で使っていた「D&DEPARTMENT」の工業用スチールシェルフのアングルを利用して工務店に作ってもらったもの
—— 「子どもと一緒に考えていく」という子ども部屋のつくり方はいいですね。ほかに間取りで叶えたかったことはありますか?
奥様:絶対に叶えたかったのはウォークインクローゼットです。私も夫も服好きでたくさん持っているので、収納スペースはちゃんととっておいた方がいいなって。
ご主人:前の家のクローゼットにしまっている服の量や衣装ケースの数を伝えて、ウォークインクローゼットのボリュームを決めてもらいました。
奥様:でも、今後娘が大きくなっていくとまた服が増えていくので、まだまだ整理していかなきゃなと思っています。
▷グレーと白とステンレスで構成されたキッチン。ボリューミーなキッチンですが、目線高さより上に収納などがないのですっきり
—— LDKの中でもキッチンのスペースが大きく取られていますね。
奥様:広いキッチンが欲しかったというよりも、使い勝手と空間の中でのおさまりを考えていったらこうなった、という感じです。私は背が低いので、あんまり高いところに収納を使っても使いこなせない。それで下の方に収納をつくったら、壁付けキッチンを収納カウンターで囲む形になりました。
—— 収納が整っていて、とても使いやすそうです。
奥様:使いたいものにすぐアクセスできる収納にしたかったんです。コンロの下には、SNSで見かけて「こうしたい!」と思ったワイヤー製のスライド棚をつけてもらいました。さっと取り出せるように扉はつけませんでした。鍋類は使う頻度が高いので、埃被りはそんなに気になりません。そのほかの調理器具を入れるゾーンは、立てて収納したい器具の高さを測って、寸法を合わせてもらいました。立ててしまえると取り出しやすいと思って。オーブンレンジはリビングとダイニング側からは見えないようにレイアウトしました。コンセントも中に仕込んでもらっています。
▷キッチンの下部は、ゴミ箱やしまう道具に合わせて収納を計画。コンロ下の鍋やフライパンの収納棚はekreaのワイヤー製スライド棚を使用
—— キッチン正面の壁は、小口平タイルを縦向きに貼っているのが目新しいです。
奥様:白いタイルを使いたいとは思っていました。よくあるタイルを横向きに互い違いに貼っていくやり方も良かったのですが、ちょっとインテリアにテイストの主張が出過ぎてしまう気がして。LDKの中でキッチンは広いゾーンを占めているし、もう少しシンプルにしたくてこの貼り方にしました。キッチンの天板は、こちらも白にすると家が白すぎてしまうのと、床はグレーにしようと思っていたので、兼ね合いを考えて少し濃いグレーにしました。設計の打ち合わせで、「Mさんの求めるキッチンは、実用性と意匠性を両立するキッチンなんですね」とEcoDecoさんに言われて、「ああそうか」って自分のイメージしているキッチンが明確になっていきました。
▷キッチンの壁面に取り付けたボックス型の棚には、使う頻度の高い食器を収納しています
—— キッチンにも、器を飾るゾーンがありますね。
奥様:食器収納ゾーンは、いち早く決めたところですね。以前の家では食器をガラスケースに収納していましたが、それだと場所をとってしまうので、代わりとしてオープンな食器棚も付けてもらいました。両サイドがオープンな棚の方がたくさん置くことはできるんでしょうけど、端に置いたものが落ちたりしたら危ないかなと思ったのと、オープン棚は結構、物の並べ方で悩むんですよね。両サイドも囲まれている箱型の棚の方が食器を飾りやすいかなと思って、この形をリクエストしました。こちらの棚もあまり大きくすると圧迫感が出るので、控えめなサイズにしてもらいました。
▷暗すぎない絶妙なグレーのリノリウムの床。廊下からダイニングキッチンまで続いています
—— 床はグレーにすることを決めていたそうですが、こうしたモノトーンのインテリアにすることを当初からイメージしていたのですか?
奥様:壁は白というのは決めていました。うちはいろいろ飾りたいものがあるので、壁は白い方が物が一番映えるだろうと思って。そこから床の色も決まっていきました。グレーの床はリノリウムで、これはリクエストしたもの。キッチンが広めのスペースなのと、キッチン自体も作り込んだものになるので、素材感には妥協しないほうがいいかな、と思ったんです。キッチンに使えて手入れがしやすそうな素材を探していった時に、リノリウムという素材を知ったんです。機能性に関わる部分ではありませんが、実は天然素材ということにも良い印象を持って、これを使おうって。
▷リビング側はオークのヘリンボーンフローリング。壁に対して水平・垂直に並ぶように板を組んでいます
—— リビングのフローリングも、ヘリンボーンの貼り方の向きがユニークですね。
奥様:ヘリンボーンの床に憧れていて、予算的に実現できるなら叶えたいとお願いしたものでした。こういう板が細いヘリンボーンがいいとはリクエストしていて、貼り方はEcoDecoさんがいくつかパターンを考えてくれた中のひとつでした。普通は、壁に対して板が45度の向きになるように貼っていくんでしょうけど、こうして貼るとリノリウム床との切り替え部分が綺麗におさまるんだな、と感心しました。
ご主人:あと、土間の床も取り入れたかった要素でした。お店っぽい雰囲気にしたいと思っていたのもあるし、もしフローリングにしたくなったら板を買ってきて敷けば良いなって思って。
▷「キッチンとダイニングが近いので、配膳も片付けもしやすいし、ダイニングと冷蔵庫が近いのも使い勝手がいいです」と奥様
—— オーダーメイドの家づくりをやってみてどうでしたか?
ご主人:ルーターの配線を壁の中に隠蔽したいとか、結構いろいろ無茶なことも言ったのですが(笑)、思っていた通りの空間ができました。
奥様:最終的に予算ぴったりにおさまったし、減額するために何かを諦めるということもほとんどなかったです。
—— 予算内におさめるために工夫をしたことは?
ご主人:施主支給はたくさんしました。そこで頑張ってコストを減らした感じですね。
EcoDeco岡野:工務店経由で買うのに比べて、施主支給をしたことで1~2割はコスト減になっていると思います。定価が数千円単位のものだったら数百円の違いですが、数万円するものになればそれなりに金額差が出てきます。EcoDecoではいつも使用する素材や設備のリストを作成して施主支給品を決めていくのですが、今回はMさんがご自分でリストを用意されて、工事スケジュールに合わせて現場に素材が届くようしっかり手配をしてくださったので、とてもスムーズでした。金額調整で何かを諦めるということが起きないよう、EcoDecoではなるべく施主支給による金額調整も多く取り入れてもらっています。
ご主人:トイレの便器だけ、コロナ禍で納期が全然決まらなくて、工事に間に合うかヒヤヒヤしましたが、最終的には間に合って良かったです。
▷キッチンのレンジフードや水栓、食洗機も施主支給。ほかにも洗面器や洗面水栓、便器やペーパーホルダーなどをM様が手配
—— 「こうすれば良かったな」と思うことはあったりしますか?
奥様:失敗というわけではないんですけど、ここなくても良かったなと思うのは、洗面台の2箇所にコンセントを付けたんですが、1箇所しか要らなかったなって。
ご主人:逆に寝室や玄関の出窓の窓台には、コンセントをつけておけば良かったなと。結構多めにコンセントは付けてもらったんですけど、実際に住んでみないとわからないものですね。
奥様:洗面の水栓はちょっと後悔ポイント。壁から出るタイプの水栓にしたのですが、濡れた手でハンドルを操作するとシンクと壁の間に水が落ちちゃうんです。洗面台の天板はメラミンなので拭けばいいんですけどね。洗面台に手を拭く用のタオルのほかに洗面台を拭くタオルも置いて対応しています。
▷バルコニーに面した窓辺にたくさんのグリーンも、モノトーン空間の彩りに。「日当たりがいいのですごく良く育ちます」とご主人
—— この家に暮らし始めて変わったことはありますか?
奥様:家具はほとんどが元々持っていた物で、新しく買ったものはほとんどないですが、一番増えたのは植物ですね。中が見えるほど近いわけではないのですが、向かいのマンションからの目隠しも兼ねて、窓辺に置いています。
ご主人:あと、こまめに掃除するようになったよね。
奥様:たしかに(笑)。キッチンもマメに拭くようになりました。普段からよく見えるスペースだし。
ご主人:「これにいくらかかったんだ」「あれこれ手間がかかっている」というのが頭の中にあるから、大事に使おうという気持ちになります。
今後の親子3人で暮らしていくことを考えて、中古マンションリノベで家を買ったM様ファミリー。マンションの建物自体のスペックに留意したり、「子ども部屋は子ども本人と一緒に考える」ために壁面に余白を残したり、テイストの主張が少ないインテリアづくりをするなど、“長く住む家だから”という考えをベースに家づくりをなされていたことが印象的でした。中古マンションリノベーションについてあらかじめ「予習」をしていたことも、物件購入の決断や「何かを諦めない」家づくりに活かされていたように思います。お子さんが大きくなったらどのような子ども部屋をつくり、親子三人それぞれの「好き」をどのように飾っていくのかが楽しみです。
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