EcoDecoでは分譲団地のご紹介と仲介を行っている「団地マニア」を運営しています。「団地を買ってリノベーション」をする上での魅力や、おすすめ分譲団地のご紹介もしています!併せてごらんください。
団地を愛する人が集まって団地に住みたい人を増やすためのクラブ活動、「ダンチ部」のキックオフミーティングが6月28日、国立市にある富士見台団地のイベントスペースで開催され、弊社代表谷島がゲストとして、団地について語りました!
ダンチ部の記念すべきキックオフミーティングの場所は、名前に違わず団地で、ということで、国立市にある富士見台団地のイベントスペースで行われました。
分譲棟と賃貸棟に分かれており、総戸数2050戸というマンモス団地。JR国立駅から富士見台団地までは徒歩20分。それなりに歩きますが、国立駅から谷保駅まで真っすぐ伸びる大学通りを散策気分で歩けます。(駅前からバスでも行けるのでご安心を)国立駅周辺の雰囲気と併せてもとても素敵な空間が富士見台団地にはありました。
▶︎ご参加者の中には「団地が購入できる!」ということ自体に驚いていらっしゃる方も。
第1部では弊社代表谷島とリライフ編集の君島さんによる団地トークが繰り広げられました。谷島からは弊社の団地リノベ事例を紹介しつつ、団地リノベでありがちな「壊せる壁」「壊せない壁」や「直床直天井」などのリノベの制約についてお話し、今「購入できる」団地の紹介をしました。
今回のイベント参加者のなかには、「団地って購入することってできるんだ!」という驚きの声も。谷島の話で分譲団地の存在を知られた方もいたようです。団地を買ってリノベーションする人が増えてくれたら良いなぁ。
リライフプラス編集部の君島さんからは、リライフプラスで掲載された団地リノベ事例のなかで、オススメトップ7の紹介がありました。都心の団地をリノベして賢く住んでいる方もいれば、東京近郊の団地を物件価格とリノベ予算併せて数百万円でおこなった人の紹介もあり、会場からは驚きの声があがっていました。
次にダンチ部のメンバーそれぞれから、今住んでいる団地のショートプレゼンと題して、「富士見台団地」「高島平団地」「新狭山ハイツ」の3つの団地の紹介がありました。
「富士見台団地」をご紹介したのは、実際にこの団地でDIYリノベーションをして住まわれている内藤さん。「築50年の団地再生ライフ」というブログを運営されている方でもあります。国立の街と富士見台団地が一体となっていることの魅力について存分にお話していました。
「高島平団地」については、「高島平観光協会(仮)」のメンバーであるお二人から、高島平団地の歴史やコミュニティの特徴、「高島平観光協会(仮)」の活動について紹介して頂きながら、高島平団地についてお話して頂きました。印象的だったのは、団地住民の人たちに配慮しながら団地内で新しい取り組みをしているという話。手持ち花火大会という形で、参加者で手持ち花火を持ち寄って楽しんだという話。いきなり大きな取り組みから始めるのではなく、自分たちでできる小さなことから始めて、コミュニティを変えていく活動ができるのだなと思いました。
「新狭山ハイツ」をご紹介したのは、今回のダンチ部の発起人である山本さん。新狭山ハイツの一室を購入・DIYリノベーションをして素敵に暮らしつつ、団地内の豊かな緑の環境などを中心にご説明していました。改めて東京郊外の緑豊かな団地は、子育てに最適な空間だと大きく実感できたショートプレゼンでした。
第3部ではイベントにお越し頂いた参加者の方も一緒に、小グループに分かれてのディスカッションが行われました。テーマは「団地の良いところ、悪いところ」と題して、参加者同士で団地に対する熱い想いを共有するトークとなりました。私が参加したグループで話題にあがったのは、団地のその緑豊かな環境が若い世代に、とくに子育て世代にとってとても魅力的なものに写っているということ。「団地はボロくて無機質」というイメージがこれまで持たれがちでしたが、今団地の価値が見直されているのだなと実感しました。
一方で団地住民の高齢化の問題と、若い世代と高齢世代がどのように打ち解け合っていけるかも問題として出されました。団地コミュニティをどのように持続していくかを考えた時、この高齢化の問題と若い世代がコミュニティに入り込めるかどうかは大きな鍵になってきそうです。
ダンチ部の活動はまだまだ始まったばかり。これからイベントを何回か重ねて行きながら、団地を通して理想的な暮らしを作りたいという人の後押しとなるような、また団地を愛する者同士の繋がりの場になるような、そのような場になっていったら良いなと思えたイベントでした。
EcoDecoでは分譲団地のご紹介と仲介を行っている「団地マニア」を運営しています。「団地を買ってリノベーション」をする上での魅力や、おすすめ分譲団地のご紹介もしています!併せてごらんください。
内藤さんが運営している、築50年の団地をセルフリノベーションして、ファミリーで住みながら、その生活の楽しさを伝えるWEBサイトです。住みながら変化を続ける様子をブログにて公開中!今まで団地の生活についてイメージができていない方でも、「こんな暮らしもいいな!」と思えるような楽しさ溢れるサイトです。
高島平地域の活性化を求める30~40代の有志が集まって2012年に結成したボランティアユニットで、「高島平の魅力を多くの人に向けて発信していきたい」という想いで活動中。 「住民としていかに地元を楽しむか。楽しい街を作っていくか」という点に重点を置き、高島平のブランディングを目指しています。ちなみに、「(仮)」までついて、正式名称です。ユニット仲間を随時募集しているそうです。
ダンチ部発起人の山本さんが運営する「団地がもつ魅力を引き出し、自分らしく暮らせる場所を提供する」ことを実現するためのWEBサイト。団地を活性化させるために様々な手段で活動さえれている様子が伺えます。「団地でこんなことできるんだ!」という発見があります。
ダンチ部員は引き続き募集中です!ご興味のある方はこちらを参照ください!
嶋田WRITER
Shimada