現在、工事中のS様邸@清澄白河がもうすぐ竣工です!今回は施主であるS様のご厚意により、特別にオープンルームを開催させて頂けることになりました。
S様が新しい住まいの場所として選んだのは、ここ数年注目され続けている清澄白河にある90㎡超のマンション。そのマンションの敷地に一歩足を踏み入れた瞬間から、この家のストーリーは始まっています。 せっかくの機会ですから、みどころがたくさんのS様邸をじっくりと味わっていただきたいと思っています。
ー この内装のイメージにしていきたいんです。
一番最初の設計の打ち合わせの際、奥様にお持ちいただいたのはある映画のDVD。「It’s complicated」邦題は「恋するベーカリー」でした。そこでは主人公を中心にさまざまな登場人物と過ごす自宅の中で時間が悲喜こもごもを交え、すてきに描かれていました。登場するインテリアは、その家での暮らしの時間をしっかり受け止めてきたように、味わいを深めているものばかりでした。
ただ「マンション」と「映画の中の一軒家」の違いを考えず映画の中をそのまま持ってきたとしてもきっとイメージされているインテリアから離れたものになってしまうでしょう。ヒアリングを経て、設計をはじめる段階で考えていたのは、「昔のアルバムの存在感」の様なものを大切にされているのでは?ということでした。アルバムの写真を見る機能だけなら様々なスマートフォンの方が場所を選ばず、枚数も無限にと言えるほどに保存できて、優れていると言えると思います。一方で昔のアルバムには布製のカバーや金箔による装飾等、手間がかけられていることで、「これは大事なものなんだ」というメッセージをもの自体がちゃんと発している気がします。
インテリアも同じで機能だけを考えると、シンプルでいいのですが、それだけでは何か物足りない。マンションという入れ物が持っていて内装にも影響してくるシンプルさとのバランスもあるのですが、家自体が家族のアルバムのように「ここでの暮らしの時間が大切」というメッセージを発してくれるようにクラシカルなディティールを大切にしながら設計を進めました。これから刻まれていくS様の家族の時間に思いを馳せながらご覧ください。
海外での生活も長かったS様夫妻。ゆったりとしたキッチンと、ワークテーブルは当初からのご希望でした。
一部を残し、ほぼ取り付けされた状態です。あと少し!完成した姿もお楽しみに。
S様邸は子供室を主寝室とつなげておいて、将来的に必要になったタイミングで仕切るという設計にしてあります。そのため竣工時にはゆったりとしたWICと穏やかな光の入る3つの窓のある、ゆったりとした寝室になっています。お子様が育ち、やがて巣立っていく…というライフサイクルの中で、リノベーションだからこそ出来るプランも参考にしてみてください。洗面のこだわりの真鍮の水栓やトイレのアクセントとなっている壁紙等…S様邸のみどころのご紹介はつきませんが、ひとまずはここまで。
対象者大切なお客様のご自宅でもありますので、オープンルームの対象は現在リノベーションをしたいとお考えの方、実際に物件をお探し中の方のみとさせていただいております。EcoDecoで物件を探していらっしゃる方は、直接担当者へご連絡ください。
また、既に他社で設計中の方、建築不動産関係者の方々にはご遠慮いただいております。ご了承ください。備考まだEcoDecoオフィスにお越しになったことのない方で、オープンルームのご来場をご希望の場合は、まずはコンサルテーションのご予約からどうぞ。
コンサルテーションご予約の際には、EcoDecoにコンサルテーションにお越しいただくご希望の日時と「5/28オープンルーム来場希望」と一言添えてくださいませ。
日 時 | 2016年5月28日(土)10:00〜12:00 (完全予約制) |
---|---|
場 所 | 東京都江東区内のマンションの一室 「清澄白河」駅が最寄りです。 詳細な場所は、ご予約確定後にお知らせ致します。 |
参加費 | 無料 |